吉田照美、文化放送でしゃべり続けて49年。「まともに行けない」からと選んだ道とは!?

吉田照美、文化放送でしゃべり続けて49年。「まともに行けない」からと選んだ道とは!?

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3月17日の「おとなりさん」(文化放送)は午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに吉田照美さんが登場した。

吉田照美「おはようございます! 文化放送でしゃべり続けて、信じられないですが49年! 私が吉田照美です」

山根良顕「すげえ(笑)。半世紀ぐらいしゃべり続けている! ラジオのレジェンドということは知っているんだけど、地元が広島だったので、どちらかというとテレビで進行をされる方、みたいなイメージなんですよ。もともとアナウンサーだったんですね?」

吉田「そう、アナウンサーで入った。入社したときのテープ、もう消滅していると思うけど、『(吉田照美の)やる気MANMAN!』っていう番組でよくかけられてね。こんなひどいやつ、よく採ったなという感じ(笑)。僕は山根くんがデビューして間もないころ、田中(卓志)くんとアンガールズで、お笑いの人の登竜門的な番組かイベントで、審査員のひとりだったことがあるの」

坂口愛美「へえ~!」

吉田「すごい脱力感に『こんな二人組が出てきたか』と。劇団ひとりくんも二人組で登場してて、そのふた組はすごく印象に残っている。(アンガールズは)独特の世界に住んでいる二人っていうかさ、それがよかったんだと思うね」

山根「文化放送でしゃべり続けて49年、ということはレギュラーが切れたことがないんですか?」

吉田「レギュラーというか自分が担当の番組を持たせてもらったというのは『セイ!ヤング』っていう深夜放送が最初。それが27のときで、その前は大きな番組の、ラジオカーに乗って外に行くとか、相撲中継でサイド情報みたいな、支度部屋情報を担当していて」

山根・坂口「へえ~!」

吉田「『セイ!ヤング』を2年半やって、そのあと業務命令で、いま夜の『レコメン!』あるでしょう? あの時間を、帯でやれと(『吉田照美のてるてるワイド』)。それを6年半やって」

山根「はい」

吉田「そのあと『やる気MANMAN!』というのをやれと言われて、もう会社(文化放送)を辞めていたから、食べていくために『はい!』と(笑)。昼の時間って、その頃の僕のイメージで『大人が聴いている番組、やりたくないな』というのがあったわけ。深夜放送を偏愛していたからね。でもそれを20年やったからね。」

山根「やっぱりこう、大物になる人は外中継に行くんですね。赤坂も久米(宏)さんとかムチャしていましたもんね」

吉田「久米さんの中継、すごかったからね。こんな放送できる人がいるんだ、っていう。憧れの人だね」

山根「照美さんもけっこうムチャさせられたというか」

吉田「ほかにやりようがないんだよ(笑)。変なことやらない限りは、どうにもならない。箸にも棒にもかからないっていうか。アナウンサーって、ニュースが読める、スポーツ実況ができる、すごい人がいるじゃん。そこには入れない。そうなると邪道で行くしかない。アンガールズとは違うけど、方向性は似ているところあるね」

山根「確かにみんなと同じ方向に行ってもね」

吉田「まともな方向には行けない。それなら邪道で印象づけなきゃ(笑)」

吉田さんは数々の「ムチャ」なエピソードを振り返り、4月開始の新番組「てるのりのワルノリ」の紹介もしてくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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