プレゼントのキーワード発表！ 『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』

文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第４０５回 ４／２３の放送を終えて

今週も、教育評論家で法政大学の名誉教授でもいらっしゃる尾木直樹さんにお越しいただきました！

尾木さんはなんと、今月から東京都立図書館の名誉館長をしていらっしゃるそうです。非常勤で週に一回ほどのお仕事で、尾木さん曰く「現役に復帰したみたいな感じがして、脳細胞が10歳くらい若返りました」とのこと。クボジュンさんに「先週も『こども基本法』で若返ったとおっしゃっていましたが」と突っ込まれた尾木さんは、「赤ちゃんになっちゃった」と（笑）。
東京都立図書館のお仕事は、認知度を上げていく、都民から活用される図書館にしていく、子供や地域や学校とつないでいくジョイント役をする立場で、尾木さんにはピッタリのお仕事だと言います。そんな図書館は尾木さんにとって、住んでしまいたいくらい居心地がいいそうです。
すみません、住めません。

「全国高校生農業アクション大賞」の審査委員長を、初年度の2017年から務めていらっしゃる尾木さんは、農業高校の教育が大事だと言います。校門を入ると、山林や竹林、畑などの広大な農地があり、牛や馬、豚やニワトリなど動物がいっぱい。そこで、300人の生徒がいたら300人とも目が輝いているそうです。皆がキラキラしているそうです。その秘密は、土に根ざした植物、動物の世話など、命あるものと向き合っているから、命を育てているからこそ光っていると尾木さんは言います。どの生き物も、自分がいなかったら、手を抜いたらすぐダメになる。それにより、自分の存在を再認識する、命の大事さがわかるのだとか。
尾木さん曰く「普通高校にも、各学年に8〜10時間くらい農業体験を入れると、まろやかな子供達ができるのでは」と。
先日、尾木さんは、大賞を取った山形県の村山産業高校を訪問したそうです。芋煮が有名な山形県ですが、アンケートを取ったところ、芋煮大会を10月ではなく夏から食べたいという声が出てきたのだとか。そこで村山産業高校は、里芋の超早期栽培に挑戦したそうです。その方法とは……里芋を逆さに植える！
里芋の芽を下に向け、土から何センチか深く植えると、早く芽が出て小芋がたくさん生ったのだとか。何パターンも実験をし、1年目から大成功で、8月の収穫を可能にすることで超早期栽培の努力が実りました（収穫だけに）。
素晴らしい！

普通高校から農業高校に赴任してきた先生方は、「農業高校はこんなに面白いのか」とやみつきになるのだとか。尾木さんは「農業高校を一度経験しに来てみると、教育の視点が開かれるとボクは思います」と教育実習をおススメしておられました。

今週はスペシャルウィーク！ ということで、10名の方に番組特製トートバッグをプレゼントします！
キーワードは「芋煮」です。キーワードを書いてご応募ください。
メールは　home@joqr.net　まで！

次週も素敵なゲストをお招きします。

お楽しみに！　See you！

【本日の1曲目】　A Hard Day's Night　／　ビートルズ　
【尾木直樹さん選曲】　世界に一つだけの花　／　SMAP　
（文／スタッフＣ）

川口技研のHPはこちらから　https://www.kawaguchigiken.co.jp/