4月27日(火)西武3-1ロッテ【GameHighlights】

プロ2年目の20歳がチームの連敗を6で止めた。
 
5回80球5安打無四球1失点でプロ初勝利の先発・上間永遠に、試合前は「初登板の時は90点あげたけど、もう3試合目だからね、ちゃんとした点数をつけますよ」と話していた解説の松沼博久さんも「今日は勝ったから100点！」と目尻を下げた。
 
打線の背中を押したのは2年ぶりに球場に鳴り響いた応援歌だった。1点を追う4回、今季初めて1番に入った源田がチーム初ヒットで出塁すると、2番・スパンジェンバーグも続いて1・2塁。森のレフトフライでそれぞれタッチアップの好走塁をみせると、ここでスピーカーから流れたド迫力のチャンテ4に乗せて4番・中村がレフト前へ決勝の一打を運んだ。
 
松沼さんが「勝ち投手の権利がかかるところで3人で終われるのはいいモノをもってる証拠」と称賛するように、逆転してもらった直後の5回をテンポよく三者凡退に抑えた上間。6回からはギャレット、宮川、平良、増田と頼れる救援陣が上間の白星を守り切った。
 
チームは9試合ぶりの白星。今はまだかつての大声援は届けられなくとも、『音』に宿ったファンの大青炎は確実にナインの背中を押した。
 
【4月27日(火)17時55分～21時ON AIR】
解説：松沼博久さん
実況：長谷川太アナウンサー