「警視庁の執念を感じます」ガーシー容疑者ドバイから帰国逮捕の今後はどうなる?

「警視庁の執念を感じます」ガーシー容疑者ドバイから帰国逮捕の今後はどうなる?

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6月5日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、逮捕されたガーシー容疑者について意見を交わした。

厳しい判決がでる可能性もある

ネット動画で芸能人らを繰り返し脅迫したなどとして、警視庁は4日、前参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者を暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで逮捕した。東谷容疑者は滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)で事実上の国外退去処分を受けたとみられ、同日夕に航空機で帰国した。発表によると、東谷容疑者は昨年2~8月、芸能人と実業家、デザイナーの男性3人に対し、ユーチューブで配信した動画内で脅迫や名誉毀損にあたる発言を繰り返し、デザイナーに対しては事業からの撤退を強要するなどした疑い。警視庁が今年3月に逮捕状を取り、警察庁が4月、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配。5月下旬に捜査員がUAEに入り、現地当局に送還を要請した。4日朝、現地当局から「帰国させる」と連絡があり、同日夕に成田空港で身柄を確保した。

「東谷容疑者は一生帰国しないと宣言していましたが、帰国して逮捕されましたね。」(寺島アナ)

「事実上の強制逮捕に近いような感じで、日本政府がだいぶ圧力をかけたようですね。スポーツ報知で若狭勝弁護士が解説してるんですが、逮捕容疑の「常習的脅迫」というのは反社の人に適用されることが多いそうです。ガーシー氏はこれまでナメたようなことをやっていたので警視庁の人が怒って重い容疑をかけたのではないかという趣旨の発言をしてるんですよね。」(上念氏)

警視庁は東谷容疑者が自ら帰国する可能性は低いとみて国際手配の手続きを進め、外務省を通じて旅券も失効させた。だが、東谷容疑者は10年間の滞在が認められるビザを現地で取得しており、身柄の送還が実現するかどうかは現地当局の判断次第だった。そこで警視庁は、まずSNSのアカウントを凍結するよう複数の運営会社に要請。これにより、東谷容疑者が外部に発信する機会は大幅に減少した。5月下旬には捜査員をUAEに派遣して現地当局に事件の悪質性を説明し、早期の送還に向けた協力を要請した。国際手配も、所在確認を求める「青手配」から、身柄拘束を求める「赤手配」に切り替えていた。UAE側はこうした経緯を踏まえ、国外退去処分に踏み切ったとみられる。

「警視庁の執念みたいなものを感じますね」(寺島アナ)

「政治家女子48党の立花さんは、ガーシー氏を最後まで支えると、弁護士費用なども払うと言っているんですが、警察から見たらナメたことなめたことをしてたわけで、悪質と捉えられると厳しい判決がでる可能性もあるかなと思います。」(上念氏)


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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