【西武】蛭間拓哉選手インタビュー 「とにかくライオンズの勝利に貢献できれば自分はそれでいいと思っている」

【西武】蛭間拓哉選手インタビュー 「とにかくライオンズの勝利に貢献できれば自分はそれでいいと思っている」

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6月28日放送のライオンズナイターでは、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた西武-日本ハム11回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの蛭間拓哉選手にインタビュー。6月23日に一軍初昇格してからの活躍ぶりについて訊いた。

――初めて1軍のゲームに出場してから4試合順調にステップを踏んで、いろいろな初を経験していると思うが、ここまで4試合振り返ってみて?
蛭間「最初はすごく緊張していたが、徐々に慣れて来てるかなと感じる。ヒットも出たりホームランも打てたりして、だんだん慣れてきたかなと思う」

――昨日のゲーム(6月27日、西武ー日本ハム10回戦)では4打数1安打、第1打席でライト前にヒットを放ちました。ファイターズの伊藤大海投手のボールと相対したわけですが、伊藤大海投手のボール、特にストレートはいかがでしたか
蛭間「やっぱり(球に)強さがあるし、なかなかああいった素晴らしいピッチャーと対戦することがなかったので、自分の中ではすごくいい経験ができたなと思う」

――ファームで経験したピッチャーのボールと、1軍に上がって経験したボールはやっぱり違う?
蛭間「そうですね。真っすぐの強さもあるし、変化球のコントロールがいいなというのはすごく感じる」

――ギリギリのコースにボールを決めてこられることが結構多い?
蛭間「そうですね。ボール球を見られるときはあるが、伊藤投手のフォークボールが良かったのでボール球に手を出してしまった。初めての対戦だったので、そう簡単に打てると思ってなかった。本当にそういった投手相手に打席に立てて、とりあえず良かった」

――6月25日のイーグルス戦(12回戦)では、ライトのポール際にプロ初ホームランを放ちました。おめでとうございます。
蛭間「ありがとうございます」

――ライトのポール際で、打球がファールになるかな? どうかな?という感じで見ていたのですが、ご本人としてはどうでしたか?
蛭間「自分自身も打った瞬間ファールになってしまうかなと思ったので、切れるなという感じでずっと走っていた。入ったときはすごく嬉しかった」

――ギリギリ(ポールの内側に)残りそうかなという感触は打った瞬間にあった?
蛭間「打った瞬間はどうですかね……角度はいい感じで上がったので、本当にまさかホームラン打てると思っていなかった。嬉しいのとびっくりした」

――ホームランを打った後ベンチに戻って、下を向いてユニフォームの中で2回ほど叫びましたが、どういった意味があった?
蛭間「ファームで滝澤夏央と嬉しさを爆発させるという意味で結構やっていた。普通に叫ぶよりユニフォームを持って口を隠して抑え気味に吠えるということを(滝澤)夏央とずっとやっていたので、やるしかないみたいな感じの流れになった」

――昨日、蛭間選手の登場曲(郷ひろみさんの『2億4000万の瞳』)が1軍の舞台で初めて流れましたがいかがでしたか?
蛭間「最高です」

――思わず口ずさんだりはしませんでした?
蛭間「口ずさんだりはしなかったが『ジャパン』のときには(ファンの方が)どういう反応をしてくれるのか、ちょっと気になりました。あんまり早めに打席立たないようにタメをつけた(笑)」

――週末はベルーナドームに戻ります。ベルーナドームで「2億4000万の瞳」が流れますよ?
蛭間「そうですね。もしまた出場する機会があれば、打席に入る前にちょっとタメを作って(ファンからの)『ジャパン』を聞けるようにしたい」

――ファンの方々の『ジャパン』の大合唱に期待したい?
蛭間「そうですね。期待したい」

――ようやく本格的な1軍での生活がスタートしました。今シーズン、これからどういうプレーをファンの方々に見せていきたい?
蛭間「とにかくライオンズの勝利に貢献できれば自分はそれでいいと思っているので、1年目の新人らしく元気よくプレーしたい」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

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