テーマ決定には意外すぎる理由が!? 「鳥」ソング特集!

テーマ決定には意外すぎる理由が!? 「鳥」ソング特集!

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7月2日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「鳥」でした。なぜかといえば……。

鷲崎健「『なぜですか?』と聞いてください」

久保朱莉「なぜ鳥なのですか?」

鷲崎「1977年7月2日、第1回鳥人間コンテストが行われたんですって(笑)」

久保「へえ~! じゃあ“鳥人間界隈”では有名なのかもしれないけど」

鷲崎「“鳥人間界隈”ってなんだよ(笑)。今日は4曲かけるんだけどもね、ちょっと恥ずかしい。割とメジャーだし、自分の青春にちょっと寄った曲が割と多いですね。ということで、まず1曲目聴いてください」

♪「『欽ちゃんの』渡り鳥だよ」/萩本欽一

鷲崎「『欽ちゃんのドンとやってみよう!』という番組の挿入歌ですね。記憶はうっすらです、78年だと僕は(憶えています)。番組の略称は『欽ドン!』ですが、1970年代にニッポン放送で放送されたラジオ番組が元です。『欽ちゃんのドンといってみよう!』というのがありまして、そのあとテレビ番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』があったんですけれど。その後、たしか『欽ドン!ハッケヨーイ笑った!』に東京に進出したばっかりのダウンタウンさんが出ておりました」

久保「へえ~!」

鷲崎「ただ、とっても評判が悪くてすぐ終わってしまったんですって、その番組自体は。呼称を変えてずっと続けてきましたが。深夜番組のコーナーをテレビに持ってきたというのは新しかったんですね。とっても画期的だった。

僕らの世代だと萩本欽一さんは“視聴率100%男“というイメージがとても強いです。懐かしく感じた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。続きまして、もうこれはめちゃめちゃ有名な曲ですね。聴いてください」

♪「恋するニワトリ」/谷山浩子

鷲崎「とっても有名な曲なので皆さんがあまり知らないほうのバージョンでおかけしましたけれども。『みんなのうた』の1985年2月から3月の歌というふうになっております。めちゃめちゃ『みんなのうた』で観ていた記憶があって。『恋するニワトリ』は、戸川純さんの『ラジャ・マハラジャー』っていう曲といつもセットで流れているという記憶があって。

2021年に、ねとらぼ調査隊の『みんなのうた 80年代前半の歌でいちばん好きな歌は?』という調査で圧倒的1位になった歌がこの曲ですね。谷山さんが『みんなのうた』に初めて提供した曲がこの歌で、10分くらいで書いたんですって(笑)」

久保「そうなんですか? すごっ! 一度聞いたら忘れないメロディーと歌詞ですよね」

鷲崎「そうなんです。映像も一緒に観てほしい!」

久保「あー、観たかったぁ〜! ニワトリがコッココッコしてるってことですか?」

鷲崎「そうなの! 風見鶏に恋しちゃったニワトリの歌なので、屋根の上を見上げて『こっちを見てくれないかな……』っていう」

久保「あー、切なっ! ニワトリがちゃんと飛べたらそこまで会いに行けるけど……あー、そういうことか」

鷲崎「みなさんの心にも強く残ってる歌だと思います。さあ、次は似たようなテイストと言いますか、こっちが『みんなのうた』なら次は『ポンキッキ』ですね」

♪「ガチョウの物語」/チェッカーズ

鷲崎「84年のデビューアルバム『絶対チェッカーズ!!』に収録されております。作詞が藤井フミヤさんで作曲が大土井裕二さん。裕二さんの作曲は割と珍しいんですけども、シングルになった曲の中で『I Love you, SAYONARA』が裕二さんの作曲だと思います。で、(ガチョウの物語は)『ひらけ!ポンキッキ』でかかっていたのですが、デビューする前に久留米でドゥーワップとかオールドロックンロールみたいなバンドをチェッカーズはやっていて、その時からの曲だったらしいです。

あの頃のチェッカーズを説明するのはすごく難しいんですけど、不良が大きく硬派と軟派に分かれている時代に“オシャレな不良”っていうのが初めて出てきた感じというか……」

久保「服の着こなしとかヘアスタイルとかもオシャレ!」

鷲崎「本当はデビューする時はリーゼントでデビューする予定もあったらしいんですけどね」

久保「あっ、そうなんですか? でも、こういう曲のテイストも歌ってらっしゃって、ちょっとビックリしました」

鷲崎「そうなんです。可愛らしい曲もいっぱいあって。“いっぱいあって”っていうのも変ですけども。だからチェッカーズファンの方は『鷲崎、よくかけてくれた!』と思ってらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)。

さて本日最後ラストなんですけども、これもメジャーといえばメジャー、ベタといえばベタなんですけれども、ちょっと長めの曲ですけど聴いてください」

♪「Little Bird Strut」/Little Bird Nation

鷲崎「急に終わりましたけども(笑)。こういう曲なんですよ。スチャダラパーさんの1993年のアルバム『WILD FANCY ALLIANCE』の中に入ってる、LB Nation(Little Bird Nation)の仲間たちとみんなで集まってリレーラップというのをやって。

1993年ですから、“ヒップホップ黄金時代”なんて言われている時代の後期という感じですね。ヘヴィ・Dとかデ・ラ・ソウルとかスヌープ・ドッグとかが出てきて。こんなにカジュアルにラップをしたチームというのは当時本当にいなかったんですね。先日ゲストで来ていただいたBIKKEさん(TOKYO No.1 SOUL SET)も参加してらっしゃいました。懐かしい方は相当懐かしがっている」

久保「ほとんど鷲崎さん歌えていましたもんね? 超低音ボイスも出ていました」

鷲崎「『♪ウッホッホ』のとこね?」

久保「そうそう、そこですそこです(笑)」

鷲崎「聴きながら歌っていた人、多いと思います(笑)。割とメジャーな曲ばっかりかけたんで、個人的には『恥ずかしい!』と思ってますよ(笑)」

久保「そうかなぁ!? あたしは新しい曲に出会えて嬉しかったです!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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