恋愛を「する人はメッチャする」時代? しない人は「推し活」にシフト!?

恋愛を「する人はメッチャする」時代? しない人は「推し活」にシフト!?

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7月5日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーでは「社会人の恋愛」について考えた。内閣府が先月公表した令和5年版・男女共同参画白書によると、1985年にすべての世帯の40%を占めていた「夫婦と子供」の世帯が、2020年には25%にまで減少し、単独世帯が38%と、時代とともに恋愛観も変化していることが窺える。なお今回は石戸諭が休みのため、文筆家の清田隆之が代理を務めた。

西川あやの「『単独世帯』、配偶者のいらっしゃらない方がおよそ4割と。これをどうとらえるかは自由だと思いますが、いろんなアンケート調査もありまして。たとえば『結婚の意思はありますか?』と20、30代に聞いたところ半分が『ある』と回答していて」

永井玲衣「ほう」

西川「結婚と出産に関する全国調査によると、交際相手がいまいない状態で交際を望んでいるのは半数弱。18歳から34歳で未婚の3人に1人は特に交際を望んでいない……こういういろんなデータがあるんです。どうですか、社会人の恋愛って」

清田隆之「肌感覚ですけど、している人は、メッチャしている。していない人は、もう『推し』というものにエネルギーの先が向かっているわけじゃないですか。ときめきや熱意が。一方で積極的にアプリとかで恋愛の場に出かけて、という人もいる。はっきり分かれているような印象です」

西川「まさによく男女共同参画白書のデータで、たとえば何十代のこれだけの数がデートをしたことがない、異性と食事したことがない、というデータが世間を騒がせます。この前、火曜のスタジオ部員(レギュラー)のバービーさんも『(恋愛を)している人たちはメッチャしている』と言っていました。清田さんもそう思うんですね」

清田「そうですね……出会いのツールはいっぱいあるし、アプリ、SNS、あとは場所みたいなものもあります。銀座の何々通りに行けば、そういう意思を持った人が集っている、みたいな。情報が共有されているからガンガン行く、という人もいれば『怖い』『面倒だ』ということで、推し活をする、という人もいる。みんなが『恋愛しなきゃ』という圧がかかっていた時代に比べれば、いいじゃん、という気もします」

西川「それぞれが楽しく過ごしている」

清田「こういう傾向を少子化と結びつけて嘆く人もいる(笑)」

西川「そういうデータがすぐ出ますね……」

永井「西川さん、すごい顔している(笑)。しかも単独世帯のおよそ4割という中にも、セクシャルマイノリティの人だって含まれているだろうから、すぐに判断してはいけないだろうなと思います。清田さんの言うように、恋愛至上主義的な観点から、少し多様化はしたかな……と思いつつ」

西川「はい」

永井「社会人の恋愛の何が難しいかといえば、『結婚』『出産』というワードが必ず出てきてしまうというところ。その制度をどう利用するか、出産というすごく思いことがまず浮かんできちゃう。そこがしんどさのポイントで、回避する人もいるし、抱え込んじゃう人もいる。すごく付き合いが難しいなと思います」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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