日本民間放送連盟賞 文化放送の2番組がラジオ部門東京地区審査で１位に！『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』・『象のRadio～キャンティの時代』
7月7日（金）に発表された「2023年日本民間放送連盟賞 ラジオ部門東京地区審査」の結果において、文化放送は「教養番組部門」で『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』、また「エンターテインメント番組部門」で『象のRadio～キャンティの時代』が1位となりました。東京地区で1位となった作品は中央審査へと進み、中央審査の審査結果は9月に発表される予定です。
審査では、『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』について「様々な悩みを抱える方々の現状や認識をもっと深めていかなければと感じた。教育という範疇をこえ日常の中での理解を強めること、我々がまだ気づかないことを再認識する機会を頂いた」と評されたほか、『象のRadio～キャンティの時代』については、「こんな裏話があったのかと、大枠では知られるエピソードをさらに深く知ることができ感動した。特にYMOのアメリカ進出のエピソードは当時のヒットプロデューサーの行動力、広めて売るための執念が感じられる話だった」などと評されました。
なお、『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』については、3月29日にvol.2として続編が放送され、当該作品は放送批評懇談会による第60回ギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞を受賞しています。
◆教養番組部門 東京地区審査1位作品
文化放送『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』
放送日時：2022年9月19日（月・祝）午前10時00分～11時00分
出演者：サヘル・ローズ、白石仁司（文化放送ディレクター）
番組概要：
イラン出身で女優、タレントのサヘル・ローズさんがパーソナリティーを担当。ロービジョンという言葉を知らなかったサヘルさんに対し、当番組を企画し自らもロービジョンである文化放送ディレクター・白石仁司が、自身の体験や感情とともに、各所に取材した音源の紹介。
多様性の再認識を促進することを目指し、リスナーの気づき、ロービジョン者への希望を届ける番組としてお送りしました。
◆エンターテインメント番組部門 東京地区審査1位作品
文化放送「象のRadio～キャンティの時代」
放送日時：2023年1月3日(火)午後8時00分～8時55分
出演者：川添象郎（音楽プロデューサー）
番組概要：
YMOやユーミンの仕掛け人として知られる音楽プロデューサーの川添象郎氏にスポットをあてた音楽番組。父・浩史氏が創業したレストラン「キャンティ」で培われた人間力を糧に、世界に飛び出した後、様々な人々と出会い、それがユーミンやYMOの発見につながっていったという川添象郎の物語を、川添氏が自身の言葉で紡ぎました。
スキャンダラスな一面がフォーカスされることが多かった川添氏が様々な顔を持つことに驚きながら、彼の語りと生み出した作品の魅力を味わえる55分間です。