安いものをどんどん買うより、あるものを大切に使うことが節約!?

安いものをどんどん買うより、あるものを大切に使うことが節約!?

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7月12日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「行き過ぎた節約」。夏は毎年、エアコンの使用を控えて熱中症になる、といったニュースが増える。今年は電気料金の値上げ、物価の高騰などから、過剰な節電が危惧されている。

石戸諭「何をもって節約とするか、みたいな話でさ。自分の出費で何がデカいかって、わかるじゃないですか。僕はほとんどないんですよ、本や服などを除くと。旅行するとか、そういうのはあるけど、大型の家電を買う、といったことはない。1回買ったら、それなりに使うし。学生のときは京都の六畳一間のアパートで、『やべえ、口座に金がなくなるかも』『学食1回分抜くか』みたいなことはあったけど(笑)」

永井玲衣「計画的な節約ができない割に、『この自販機で30円高いやつよりも100円のほうを買おう』という節約をずっとしている気がします。喉が渇いて熱中症になりそうだけど、この160円を節約しよう、それで具合悪くなる、みたいなことが多い。『なんのために?』というのは重要な問いだな、と思いますね」

石戸「行き過ぎた節約のラインって、つまりそこですよ。身体、あるいは心理的な負担が過度になる、というところ。熱中症になるなんて、まさに行き過ぎ、って話でしょう」

このあとはネットで言われたり、スタッフが集めたりした「行き過ぎた節約」の数々を紹介した。スーパーで店員に値引きシールを貼るよう頼む、電話に出られなかったときは1コールで切ってかけ直させる、などの例にスタジオからは苦笑も漏れた。一方で「行き過ぎない節約」をする人は「節約意識も度を過ぎるとストレスが溜まり、その発散のため節約以上の無駄づかいが生じる」「安物買いの銭失いになる」などの理由を挙げていた

石戸「『安物買いの銭失い』は本当にいい言葉だなと思っています。先人がつくった言葉の中で一、二を争うぐらい好き」

西川あやの「その値段の扱いをしちゃうんですよ。セールだったし、って。で、高いものだと『大切にするのだ』みたいになる」

石戸「大切にしすぎて使わないでしょう?」

西川「それもあります(笑)」

石戸「ものは買ったら使うものだし、使うために存在するわけだから、それを丁寧に使っていく、というのはいいと思います」

永井「それがすごくヘルシーな節約というか。どんどんものを買うんじゃなくて、あるものを大切にするというのは、あまり『節約』と言われないように思えるけど、倫理面でもいいことかなって」

石戸「あるものを長く使いましょう、って、大切なことだと思いますけどね。僕なんか最近、鉄製の中華鍋を買いました。中華鍋ってメンテナンスをどうするかというと、使い続けることなんです」

西川「油がなじんで……」

石戸「そう。少し使ったところで全然ヘタれないし、むしろなじんでくる。安いフライパンを買い換えて買い換えて、ということをしていくのと、どっちが節約なんですか、と。長期的に見ると、耐久性のあるものを長く使っていくというのは、初期投資はかかるけど立派な節約なのでは、という感じがします」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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