「ヒューマンエラーはあまり叩かなくていいのでは?」500万枚過大計上のマイナンバーカード問題

「ヒューマンエラーはあまり叩かなくていいのでは?」500万枚過大計上のマイナンバーカード問題

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7月14日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、トラブル続きのマイナンバーカードについて意見を交わした。

あまりギャンギャンギャン言わない方がいい

総務省が公表しているマイナンバーカードの交付枚数約8800万枚のうち、約500万枚が、取得者が死亡したなどの理由ですでに廃止されたものであることが13日わかった。これをもとに人口に対する交付率を計算するなど、実態にそぐわない過大な数字を示していた。総務省はホームページの表で、今年4月末時点の交付枚数を8786万枚、人口に対する交付率を69・8%と表示している。ただ、これには取得者の国外転出や有効期限切れ、引っ越し後の手続き漏れなどで廃止になったカードが含まれ、6月末時点で計492万枚にのぼる。累計の交付数であることを明記していなかった。集計時期は異なるが、廃止分を除いた場合、交付率は4ポイントほど下がる。総務省は「集計作業を簡単にするため累計枚数を公表してきた」と説明している。今後は交付の状況をわかりやすくするため有効なカードの枚数を示すなど表示方法の見直しを検討すると言う。

「内藤さん、これについてどのように受け止めますか?」(寺島アナ)

「もちろん、計上のやり方がいい加減で、正確でなかったという点については批判されるべきだと思います。ただ別の新聞記事で見たんですけど新潟の村で交付率が100%超えたところがあるんですよね。要は紛失した方の再発行なども入れて100%超えちゃったんです。交付枚数の中には、そういう人もいるでしょうから、基本的にはきちんとしなければならないにしても、これはヒューマンエラーの部分なので、あんまりギャンギャンギャン言わない方がいいと私は思うんですけどね。」(内藤氏)

「今おそらくラジオをお聞きの方の中でも心配されてるのは、個人情報が漏れてしまうのはいかがなものかというところでしょう。」(寺島アナ)

「それはそれで別の対策ちゃんとやればいいという話です。」(内藤氏)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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