【水谷加奈の劇場型恋愛体質】大変なのはいつも現場

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】大変なのはいつも現場

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。

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―8月18日(金)配信分―

夏休み真っ只中! こんなネットニュースを見つけました。

【夏休みがつらい…。学校が休みになる子供を学童保育に預ける保護者の悩みの種はお弁当だ。毎朝用意しなければならないので親にとっての負担が大きい】

保護者からは
「働くために預けているのに負担が重い」
という声が上がっているとのこと。
これを見て、私は怒りを覚えました。
何を甘えたこと言ってるんだ。夏休みを返上して仕事している学童の先生やボランティアの皆さんに申し訳ないじゃないか。1ヶ月くらいお弁当作りなさいよ。作れないのならパン持たせるんだっていいんだから。と。

でもね。
この記事を何度も読んでわかったことがあるのです。確かに保護者は「大変だ」「つらい」と感想をもらしている。そりゃ、地元自治体でお昼を出してくれたら誰だって助かります。でも自治体に文句を言ってるわけではないのです。

「昼食を提供しているところもあるので昼食の提供を検討してほしい」
と呼びかけているのは【子ども家庭庁】。
ということはつまり保護者の声を使って、子ども家庭庁がやってる感を出しているだけなのでは?
自治体は自治体で頑張っているのに保護者の感想を上手に使って子ども家庭庁が上から圧力をかけている構図だとしたら…?

大変なのはいつも現場なのです。

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