自分が不機嫌でいると周りも不機嫌に? 「フキハラ」を防ぐ方法を考える

自分が不機嫌でいると周りも不機嫌に? 「フキハラ」を防ぐ方法を考える

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8月16日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「人の機嫌」をテーマにお届けした。不機嫌な上司やパートナーが人の気を滅入らせる不機嫌ハラスメント、「フキハラ」はなぜ起こってしまうのか、起こさないためにどうすればいいのかなど、語り合った。

西川あやの「フキハラ、お仕事の現場で遭ったことありますか?」

石戸諭「どうですかね。機嫌が悪いのか緊張しているのか、意外と判別できなくて」

西川「石戸さんは初対面の方と話すことも多いですもんね」

石戸「多いですよ。新聞記者時代からそうですけど、気持ちのいい取材ばかりではない。会いたくない、なんでこんなことに巻き込まれるんだ、みたいなのもたくさんあるし」

西川「新聞社にいたときはどうでしたか?」

石戸「新聞記者はみんな不機嫌ですよ(笑)。機嫌よさそうな人もいるけど、たいてい不機嫌そうに『話しかけんなよ』的な、ね。資料の山の中にいて、『これは話しかけられない……』みたいな人。そういうときはわかりやすく『話しかけないでください』って札をかけてくれればいいんだけど」

永井玲衣「ホテルみたいなね」

西川「フキハラという言葉を紹介しましたけど、やっぱり不機嫌なときに、それをどれだけ周囲に出すか、みたいなことだと思うんですね。特徴として、ほかのハラスメントと比較して、コミュニティ全体に広がりやすくて、受けている側が無意識に巻き込まれていることもあるらしいんですよ」

永井「はい」

西川「脳波のグラフがあるんですけど、けっこう如実で。慶應義塾大学の満倉靖恵さんの著書『フキハラの正体 なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?』で、ある人のストレスが周りの人にどれだけ影響を与えるか、調べているんです。あるデータで、頼んでいた荷物が届かないことにイライラしている学生1と、たまたまその場に居合わせた学生2のストレス度を表す脳波というのがあって」

永井「うん」

西川「最初、届かない学生1のイライラが治まっていくんですよ。ただ、巻き込まれた学生2のストレス度は治まらない。折れ線グラフが逆転するんです」

永井「そっかあ! 本人は解決してスッキリするけど、移された側には残り続ける」

石戸「これもねえ。自分も不機嫌にはなりますからね。自分が周りにストレスを与える可能性もけっこうある、みたいな(笑)。ていうか、そういうのあるよね」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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