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2012年3月8日(木) 神奈川大学取材日記

神奈川大学のクロスカントリーコース完成披露式典が、

神奈川県緑区にある中山キャンパスで行なわれました。

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・クロカンコース=全長1100メートル。

・高低差およそ20メートル。

・水はけの良い土の上に厚み5センチのウッドチップ

・ウッドチップの大きさは1センチ×1センチほど。

・今の状態だと、選手にとってまだ走りにくい。

 1~3年かけて、走路を作っていくイメージ。

・クロカンのこう配は4~8%が良いとされているが、

 このクロカンコースのスタート直後の坂は8%。

 コースの中で最もきつい坂。

 

選手たちによるデモンストレーションのあと、

 

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大後監督にお話を伺いました。

 

若いうちに最大スピードを上げておかないと、

その後いくらスタミナを付けてもタイムは上がりません。

最大スピードを上げる術がクロカン。

クロカンコースで、効率の良い体重移動を筋肉に覚えさせることが目的です。

 

クロカン練習をやることでスポーツ障害のリスクを減らすことができる。

また、ウッドチップの上を走ることにより

足の裏に受けるダメージが少なくなるため、

スポーツ貧血にも効果的だと思います。

  

ここは、クロカンコースとトラックが併設されているため、

トラックとのミックストレーニングができるのが利点です。

クロカンで筋肉に覚えこませた感覚を、

すぐにトラックで試すことができます。

トラックでスピード練習、

クロカンで大きな筋肉を鍛えていく予定です。

 

クロカンコースにはこれから夜間照明を設置する予定なので、

朝から夜まで走ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年3月 9日