高田「なんと『ひまわり』って7枚あるんですって」
浦沢「初耳ですね」
「じゅん散歩」で訪れた損保ジャパンの美術館で飾られていたゴッホの『ひまわり』の話題。
高田「最初の1枚は今どこにあるか分からないんだって」
浦沢「そうなんですね」
高田「だからもしかしたら浦沢さんの倉庫にあるかもしれない(笑)」
浦沢「描いちゃおうかな(笑)」
高田「ノルウェーでムンクも見たんだけど、『叫び』も4枚あるのよ」
浦沢「いっぱいあるんですよね」
高田「1枚は色鉛筆で同じように描いたやつだから、俺も『散歩』で描くのは色鉛筆で描こうと思って(笑)」
浦沢「同じ絵を何枚も(笑)」
【この○○がすごい!】
今週は、『このデビューが凄い!エルヴィス・プレスリー!』
ある人物のデビューした年にクローズアップする新しい企画。
浦沢「デビューした瞬間を、疑似的に味わってもらおうかと。だから今日は「エルヴィス・プレスリー」は忘れてください」
高田「9歳だね。プレスリーのプの字も知らなかったよ」
時は1956年。
日本では第2種運転免許、大型自動車運転免許が施行され、アメリカではブロードウェイミュージカル「マイ・フェア・レディ」公演開始。そしてキューバではカストロのゲリラ作戦が実行されています。
浦沢「ジェームス・ディーンの『理由なき反抗』これが"去年"です」
チャック・ベリーがヒットするなど、ロックンロール沸点直前の時期。
音楽プロデューサーのサム・フィリップスは、黒人のように歌う白人歌手を見つけたら億万長者になれる、と思っていました。
浦沢「プレスリーが『お母さんにプレゼントするからレコーディングさせてくれ』と」
高田「それをサム・フィリップスが見つけたんだ」
浦沢「で、56年!RCAレコードに移籍。"今年"ですよ。その若き新人、プレスリー」
そんなすい星のごとく現れた新人の曲『ハートブレイク・ホテル』。
浦沢「この年に全米チャートインさせたのが17曲。そのうち5曲が1位ですって」
高田「すごいね」
浦沢「ラスベガスでヒラヒラつけてるイメージありますけど、あれはずっと後のことなんです」
高田「かっこいいよね、この時いくつ?」
浦沢「21ですね、本当のロックンローラーが誕生したんです」
その後映画などに活躍の場を移すことになりますが、このデビューした年こそが、エルヴィス・プレスリーが爆発的に有名になった年。
そしてもう一曲。『ハウンドドック』これも56年です。
高田「俺は高校の時に知ったんだけど、『ハウンドドッグ』はとにかく衝撃的だったね」
浦沢「当時いきなり聞いたらびっくりしたでしょうね」
浦沢「でね、腰の動きがセクシーすぎるのでテレビでは映せなかったんだと。高田さんと一緒ですよ(笑)」
高田「下半身を映せないってのは同じだね(笑)」
そんな1956年の活躍を1枚にした「ELVIS56」というアルバムを片手にお送りしました。
最後にもう一曲。『冷たくしないで』。
浦沢「多くの若者が憧れたんですよ」
高田「俺の中学の同級生も歌手になるんだって言ってた。エルヴィスにちょっと似てたのよ」
浦沢「エルビスっぽくしてた人がたくさんいましたよね」
【今週のツブヤイター】
1週間、この言葉を胸に過ごしてほしいという言葉を募集。
「嫁がいるのに鶴が恩返しに来たので修羅場になりました」
RNストロベリー中野
「今週のツブヤイター!」は
願望、妄想、標語にしたい事、美しい景色を読んだ一句、など
思いつくままに、五七五でも何でもOKです!
これまで以上に自由に、
なんか面白い事を思いついたら、どんどん投稿してください!
EDでは二人のデビューについて。
浦沢「高田さんのデビューは?」
高田「笑点でコントをやったんですよ。乾電池で。メジャーデビューですね。CMやったり」
浦沢「とんとん拍子ですね」
高田「その後は鳴りを潜めたね(笑)浦沢さんのデビューは?」
浦沢「大学出てからですよ。出版社に持ってったら新人賞とって」
浦沢さんのデビュー作品「Return」が収録される文庫は、書店で手に取れるとのこと!
是非チェックしてみてください!