前川佳紀先生

前川 佳紀先生
【経歴】
1997年
日本大学医学部卒業
日本大学第二外科学教室入局
(心臓血管外科専攻)
1999年
茅根病院 外科
2000年
日本大学付属板橋病院 外科
(心臓血管外科専攻)
2004年
日本大学大学院医学研究科卒業
2013年
新宿血管外科クリニック勤務
SBC近視クリニック 横浜院
血管外科勤務
湘南メディカルクリニック 横浜院 勤務

【備考】
日本外科学会認定医
日本心臓血管外科学会会員
日本血管外科学会会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
医学博士

前川先生のブログはこちら http://s.ameblo.jp/dr-maekawa/

室 照美 文化放送アナウンサー

室 照美
文化放送アナウンサー

出身東京都
出身校都立九段高校/獨協大学
誕生日1985年12月4日
血液型A型
趣 味登山・ビール
●担当番組
「吉田照美 飛べ!サルバドール」
(月~金)午後3時30分~5時50分
ひとこと
友人には「テルミン♪」、QRでは
「ムロリン♪」と呼ばれています

10月26日放送分

現代人の情報量は「江戸時代の人の1万倍」とか「江戸時代の1年分が現代人
の1日分」とか諸説ありますが、メディアが発達した今は多いのは確かです。
今回は情報を取り損なう恐れのある難聴、特に「老人性難聴」を紹介します。
加齢に伴う難聴は、血液循環の衰えが主な原因。血液が身体の隅々まで行き渡
りにくくなり、脳にも血液が十分に送られずに聴神経能力が低下し、その結果
神経伝達が困難になり、聴力が低下します。60歳過ぎると4人に1人が自覚
すると言われています。特に高音が聞こえにくいので、聞き漏らしたらそのま
まにせずに、聞き返して大事なコミュニケーションを成立させましょう!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年10月30日 16:35

10月19日放送分

アシスタント室照美アナもこの番組を担当して「下肢静脈瘤」を覚えました。
あしの静脈に血管のコブが浮き出てくる病気です。原因は静脈内の逆流防止弁
が壊れて、逆流する血液の圧力により血管にコブができ、血管の中から水分が
しみ出してきてあしがむくみます。弁が壊れるおもな原因として挙げられるは
①遺伝体質、②妊娠・出産、③長時間の立ち仕事です。なってしまった下肢静
脈瘤は治療しないと治りませんので、専門のクリニックで診て貰いましょう。
前川先生曰く、静脈の走行は人それぞれなのですが、母娘や姉妹で来院される
患者さんの血管の走行はよく似ているので遺伝子の働きには驚かされるとか。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年10月22日 18:15

10月12日放送分

今回は「認知症」を取り上げます。知的や精神的に刺激が少ない生活を長く続
けていると脳の神経細胞が減少して、その為に記憶力や思考力が低下します。
65歳以上の4人に1人が「認知症&予備軍」とされています。認知症の予防
には新しい経験と刺激、下半身を中心とした筋力トレーニングが有効です。
90年代「理想の老後像」といわれた双子の長寿姉妹「きんさん・ぎんさん」
脚光を浴びる前は軽い認知症だったそうですが、有名人に会ったり取材を受け
たのが刺激となり、症状が改善し質問にも的確に答えられるようになりました
高齢者の鑑となった双子姉妹も、老後の刺激と筋トレの賜物だったのですね。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年10月15日 15:17

10月5日放送分

女性高齢者に多くみられる病気として骨が脆くなる「骨粗鬆症」があります。
現在50歳後半以上の女性では、4人に1人が骨粗鬆症だと言われています。
男女比でいうと2:8で圧倒的に女性。骨はしなやかさと強さを保つ必要から
古い骨が壊され、新しい骨を作り、骨の新陳代謝でアンバランスをとります。
女性の場合は閉経すると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの欠乏を
きっかけに、古い骨を破壊する細胞の働きを促進させてしまいます。そのため
新しい骨を作る方が追いつけなくなり骨がスカスカになるという仕組みです。
40~70歳までの女性対象に5歳刻みで「骨密度検診」が行われています。
簡単に自分の骨の量を知る事ができ、早期発見に繋がるので受診しましょう!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年10月 7日 15:17