前川佳紀先生

前川 佳紀先生
【経歴】
1997年
日本大学医学部卒業
日本大学第二外科学教室入局
(心臓血管外科専攻)
1999年
茅根病院 外科
2000年
日本大学付属板橋病院 外科
(心臓血管外科専攻)
2004年
日本大学大学院医学研究科卒業
2013年
新宿血管外科クリニック勤務
SBC近視クリニック 横浜院
血管外科勤務
湘南メディカルクリニック 横浜院 勤務

【備考】
日本外科学会認定医
日本心臓血管外科学会会員
日本血管外科学会会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
医学博士

前川先生のブログはこちら http://s.ameblo.jp/dr-maekawa/

室 照美 文化放送アナウンサー

室 照美
文化放送アナウンサー

出身東京都
出身校都立九段高校/獨協大学
誕生日1985年12月4日
血液型A型
趣 味登山・ビール
●担当番組
「吉田照美 飛べ!サルバドール」
(月~金)午後3時30分~5時50分
ひとこと
友人には「テルミン♪」、QRでは
「ムロリン♪」と呼ばれています

9月28日放送分

日本人の10人に1人は「糖尿病」1人は「糖尿病疑い」といわれています。
血糖が上がる原因は、食べ過ぎ、運動不足、遺伝など様々ありますが、血糖が
高いとなぜ体に悪いのか?それは血管の中に余分な糖が流れていると、血管を
痛めます。特に細い血管が集まる目や腎臓に影響が出やすく障害が発生します
また、血管がつまる「脳梗塞」や「心筋梗塞」の引き金にもなります。このよ
うに高血糖は、色々な悪い状態を少しずつ引き起こすので治療が必要です。
「糖尿病」の予防は、難しく考えず、体に良いものを食べ、適度な運動をして
しっかりとした睡眠をとる生活習慣、これが何よりも基本になると思います!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月30日 12:44

9月21日放送分

「人気キャスター宮根誠司さん似」と言われまんざらでもなさそうな前川先生。
テーマは「肺炎」です。昔は日本人の死因の第1位でしたが抗生物質の登場で
激減しました。ところが高齢化社会の到来で平成23年は死因の第3位です。
肺炎の原因は、主に「誤嚥によるもの」と「肺炎球菌によるもの」の2つです。
誤嚥とは、誤って飲み込み気管に入ってしまうことをいいます。食物や唾液に
含まれた細菌が気管から肺に入り込み発症するのが誤嚥性肺炎で高齢者の肺炎
の7割以上は「誤嚥性肺炎」といわれています。一方「肺炎球菌」によるものは
カゼを機に発症する場合が多く、寒くなるこれからはうがい&手洗いで予防!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月24日 16:22

9月14日放送分

「敬老の日」も近いので、話題の本『100歳ずっと必要とされる人』を紹介。
藤沢市の福井福太郎さんは、70歳で転職し毎朝電車で1時間かけて通勤する
生活をもう30年も続けていますが「健康の秘訣」は働くことです!と本人談。
さて、今回は「下肢静脈瘤」について解説。病名を含めて自身が「下肢静脈瘤」で
あると知らない人が半数いるそうです。中高年のおよそ半分の方が罹る病気の
割には知名度が低いです。あしの静脈に血管の瘤が浮き出てくる病気ですが、
原因は静脈内の逆流防止弁が壊れて、静脈の血流が重量に負けて下に逆流して
血管が太くなります。見栄えのことも考えて手術する中高年が増えています。


 

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月17日 15:30

9月7日放送分

日本人の5人に1人は「高血圧」だといわれています。気付かずに症状が進み
突然「脳血管疾患」や「心筋梗塞」を発症するリスクが高くなるのが高血圧。
なぜそうなるの?動脈の内側の壁に血液の圧力がかかり続けると、血管内組織
が傷つき、それを修復しようと血漿が固まったり、コレステロールがついたり
して血管の壁が厚く狭くなって「動脈硬化」が起こるからなのです。高血圧の
原因は「遺伝的なもの」と「生活習慣などの環境的なもの」が考えられますが
①塩分摂りすぎ ②太りすぎ ③ストレス溜めすぎ④運動不足⑤野菜摂取不足
⑥タバコ吸いすぎが主な原因とされるので生活習慣の改善に心掛けましょう

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月 9日 18:42

8月31日放送分

30度を越す厳しい残暑が続いているので、注意が必要な「脱水症」のお話。
体の水分量は、赤ちゃんが70~80%、成人だと60%といわれています。
この水分は主に筋肉に蓄えられていますが、加齢とともに筋肉量が減少すると
水分量も失われるために、高齢者の水分量はおよそ50%といわれています。
つまり、高齢者はちょっとしたことでも「脱水症」を起こしやすい状態です。
年をとると感覚機能も低下するので、喉の渇きを感じにくい傾向があります。
「脱水症」の初期症状は、風邪の症状に似て、元気がない、微熱が出るなど。
唾液が減少し、喉が渇くといった症状がある場合は「脱水症」の可能性を疑い
水分を摂るようにしましょう。一日の水分摂取量は、2リットルが目安です。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月 3日 15:09