前川佳紀先生

前川 佳紀先生
【経歴】
1997年
日本大学医学部卒業
日本大学第二外科学教室入局
(心臓血管外科専攻)
1999年
茅根病院 外科
2000年
日本大学付属板橋病院 外科
(心臓血管外科専攻)
2004年
日本大学大学院医学研究科卒業
2013年
新宿血管外科クリニック勤務
SBC近視クリニック 横浜院
血管外科勤務
湘南メディカルクリニック 横浜院 勤務

【備考】
日本外科学会認定医
日本心臓血管外科学会会員
日本血管外科学会会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
医学博士

前川先生のブログはこちら http://s.ameblo.jp/dr-maekawa/

室 照美 文化放送アナウンサー

室 照美
文化放送アナウンサー

出身東京都
出身校都立九段高校/獨協大学
誕生日1985年12月4日
血液型A型
趣 味登山・ビール
●担当番組
「吉田照美 飛べ!サルバドール」
(月~金)午後3時30分~5時50分
ひとこと
友人には「テルミン♪」、QRでは
「ムロリン♪」と呼ばれています

団塊世代(シニア)に向けた健康情報番組
『ドクター前川のあしたの健康日記』
第二の人生を多種多様な趣味を満喫、
また積極的に社会参加を行う「アクティブシニア」。
この番組はそんなアクティブシニアのトレンドを紹介しながら、
動脈硬化、冷え性対策、メタボなど、団塊世代(シニア)が気になる
からだの悩み・健康に関する情報を毎週取り上げ解説します。

12月28日放送

寒い夜、あんかや湯たんぽで温めた布団に入るのは、とても気持ちいいですが
実は、触って気持ちいい程度の温度でおこる「低温やけど」が増えています。
「低温やけど」は44~50度の物が長時間にわたり皮膚に触れて、筋肉など
が壊死して起こるやけどです。高齢者は熱い・冷たいの感覚が鈍ってくるので
低温やけどに要注意です。糖尿病患者で知覚神経に障害を持つ場合は、熱さや
痛みなどを感じることが難しくなる為、やけどに気づかない人も多いのです。
予防法は、商品の注意表示をよく見て使用すること。また、暖房器具が当たる
体の部位を頻繁に変え、同じ場所を圧迫しないようにしてやけどを防ぎます。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月31日 07:28

12月21日放送

「痛い」のは辛いですが「かゆい」のも我慢できません、そこで「かゆみ」。
寒い季節になると気になるのがお肌の「乾燥」です。若い人はもちろんですが
それ以上に高齢者は肌の乾燥が原因で「老人性乾皮症」など引き起こしやすく
なっています。65歳以上の95%に乾燥トラブルの症状があるとされます。
脂質の減少、細胞間脂質の減少、天然保湿因子の減少、この3つの物質の減少
が肌の乾燥を引き起こし、肌のバリア機能の低下をもたらします。バリア機能
が低下すると外部からの刺激を受けやすく、かゆみが起こりやすくなります。
予防法は、室内湿度を60%以上に保ち、皮脂を残す入浴をし、保湿ケアも!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月27日 09:36

12月14日放送

「冬は風邪の季節」とよく言われますが「冬の風邪」のイメージを定着させた
原因は、実は風邪ではなく「インフルエンザ」です。インフルエンザと風邪は
原因となるウイルスの種類が違い、症状も違います。のどや鼻に現れる風邪に
対して、インフルエンザは急に高熱を発し、さらに倦怠感、筋肉痛、関節痛な
どの全身症状も強く、これらの症状は5日間ほど続きます。また、気管支炎や
肺炎を併発しやすく重症化すると脳炎や心不全を起こすので体力のない高齢者
や乳幼児などは命にかかわることもあります。風邪もインフルエンザも弱点が
あり水気を嫌います!「湿度」を50~60%に保つのも予防法の1つです。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月17日 17:43

12月7日放送

師走に入り人混みの中ではマスクをしている人が目立ちます。感染予防になる
マスクも最近は色々なタイプの商品があります。立体構造の中でも三次元とか
超立体とか。生地もガーゼあり不織布あり。ノドの乾燥対策に加湿マスクも! 
さて、前川先生は「血管外科」が専門で横浜の「スカイビル」で下肢静脈瘤の
治療をしています。下肢静脈瘤の治療法は2種類あって、従来からの静脈瘤を
発症している静脈自体を抜き取る「ストリッピング術」と「血管内レーザー焼
灼術」。レーザー治療は30分ほどの短かい治療時間で日帰り可能、傷跡も残
らず、一昨年から健康保険の適用対象になり急速に普及している治療法です。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月10日 16:44

11月30日放送

今週のテーマは「高齢者の便秘」です。個人差はありますが年齢とともに便秘
になりやすくなります。年齢を重ねると筋力や運動能力が低下し、体を動かす
機会が減り、運動不足になると新陳代謝のペースが遅くなり、腸の働きは鈍く
なります。「水分不足と食事の少量化」による便秘もあります。食べる量が少
ないと便も溜る量が少なく、体が排出しなくてもいいと判断してしまいます。
また「薬の影響」による便秘もあります。薬によっては便秘の症状が出るもの
もありますので、お医者さんや薬剤師さんからきちんと説明を受けましょう!
便秘解消と筋力維持のためにも、出来る範囲での軽めの運動をお勧めします。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月 2日 13:23