前川佳紀先生

前川 佳紀先生
【経歴】
1997年
日本大学医学部卒業
日本大学第二外科学教室入局
(心臓血管外科専攻)
1999年
茅根病院 外科
2000年
日本大学付属板橋病院 外科
(心臓血管外科専攻)
2004年
日本大学大学院医学研究科卒業
2013年
新宿血管外科クリニック勤務
SBC近視クリニック 横浜院
血管外科勤務
湘南メディカルクリニック 横浜院 勤務

【備考】
日本外科学会認定医
日本心臓血管外科学会会員
日本血管外科学会会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
医学博士

前川先生のブログはこちら http://s.ameblo.jp/dr-maekawa/

室 照美 文化放送アナウンサー

室 照美
文化放送アナウンサー

出身東京都
出身校都立九段高校/獨協大学
誕生日1985年12月4日
血液型A型
趣 味登山・ビール
●担当番組
「吉田照美 飛べ!サルバドール」
(月~金)午後3時30分~5時50分
ひとこと
友人には「テルミン♪」、QRでは
「ムロリン♪」と呼ばれています

8月24日放送分

前川先生が患者さんに既往歴を聞くと「高脂血症(脂質異常症)」と答える人
が多いそうです。「高脂血症」は血液中のコレステロールや中性脂肪が多過ぎ
る病気ですが、自分では気付かないまま放置し、血管の内側に溜まった脂質が
「動脈硬化」をもたらします。そして「心筋梗塞」や「脳梗塞」の発作が起き
てことの重大さに気付くというわけです。ただし、コレステロールはホルモン
の材料となったり細胞を作ったり、中性脂肪はエネルギー源として働いている
どちらもとても大事なのモノです。問題は食べ過ぎやお酒の飲み過ぎによって
血液中に必要以上に溜まることなので、予防は適量の飲食と適度な運動です!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年8月26日 10:32

8月17日放送分

血管が詰まって起こる「脳梗塞」も夏に多く発症する病気なので要注意です。
脳と心臓は、別々の臓器と捉えがちですが、実は太い動脈で繋がっています。
心臓が休みなく動く一番の目的は、脳に充分な血液を送るためなのです。
脳への動脈が詰まると? 身体の麻痺、言葉や視覚の障害を引き起こします。
夏に「脳梗塞」が多い理由は? ずばり「脱水」です。暑いから熱を放散する
ため末梢血管が拡張。すると血圧が低くなり血流速度が遅くなって血栓を作り
易い環境になります。さらに血液の中の水分も減少して血液がドロドロになり
末梢の細い血管で詰まる原因となります。ですから「水分補給」が大切です!

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年8月19日 16:50

8月10日放送分

猛暑が続き「熱中症」以外にも注意が必要な病気があります。
それは「心筋梗塞」。一般的に寒い冬に多く発症すると思われていますが
「心筋梗塞」は夏も要注意です。
心臓へ血液を供給する3本の冠動脈がありますが、それが詰まり心臓に酸素と
栄養が届かずに心臓の筋肉が死んでしまう状態が「心筋梗塞」です。
血管を詰まらせる原因
それは「脱水」です。気温が上がり体内の水分が蒸発すると血液の濃度が
高くなって血栓ができやすくなり、血栓が血管を塞いでしまいます。
「心筋梗塞」の初期症状は心臓が締め付けられるような痛み、冷や汗が出る、
左肩や背中の痛み等があります。
まずは脱水を防いで血栓を作らないこと!充分な水分補給を心掛けましょう。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年8月13日 15:21

8月3日放送分

きょうは「土用二の丑」。うなぎのタレでご飯がすすむ食欲旺盛な前川先生。
今回は今夏話題の「熱中症」。緊急搬送されるケースも増えています。
そもそも「熱中症」は、高温で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
体の調整機能がうまく働かず、体温が著しく上昇するなどで発症する障害です。
症状としては、頭痛、めまい、大量の発汗、吐き気、嘔吐、倦怠感などが
あり、予防策は、睡眠不足や体調の不良時は、日中の外出や運動は控えて、
こまめな水分補給が一番!汗と一緒に塩分が失われるので、スポーツドリンクで
補給するのが手軽ですが、カロリーも高いので摂り過ぎにはご注意ください。

ドクター前川のあしたの健康日記:2013年8月 5日 13:58