第227回 7月29日放送

マネスパップー!

いよいよ7月の放送も最後です。

 

そんなオープニングトークは、

山田さんの最近の投資事情に関して。

今年に入ってから、お金や経済などについて

視聴者に教える動画を定期的に配信する

Youtuberとしての活動もしている山田さん。

 

以前の放送でも、自分の動画の編集を

誰かにお願いしたいと話していた山田さんですが、

実際にギャラを払って編集してもらったところ、

およそ20分の動画から余計な部分が削ぎ落とされて

6分程度にまとめられ、その見やすさに感動したそうです。

 

動画1本あたり4,0005,000円程度で

受けてもらえるそうなので、20本分(10万円分)ほど

まとめてお願いしようかと考えているんだとか。

視聴回数を伸ばす目的で、

見やすい動画に編集してもらうための投資も賢いですが、

それよりも無駄話をできるだけ省いた

トークスキルを身に着けたほうがいいかも・・・?笑

 

 

リスナーさんから頂いたふつおたは、

 

10月の消費増税にともない軽減税率が行われますが、

何故生理用品は10%のままなんだ!

というツイートが話題になっていました。

確かに贅沢品ではないと思うのですが、これってどういう基準で

軽減税率のものを決めているのでしょうか?

 

という内容のものを紹介。

今年10月1日からの増税で消費税が10%になりますが

一部の品目に限り8%のまま購入することができる

「軽減税率」の制度の導入も発表されています。

 

どの品目は10%でどの品目は8%なのか

という区別が難しいと話題になった中、

生理用品やオムツなどの生活必需品が

軽減税率の対象外になっていることに

ツイッター上で不満の声が上がっていると

注目を集めていました。

 

実際のところ軽減税率の対象になっているのは

「酒類・外食を除く飲食料品」

「週2回以上発行される定期購読の新聞」のみなので、

生活必需品すべてが軽減税率の対象ではなく、

生理用品に限った話ではなかったので

結局はこのツイートの投稿者の誤解でした。

 

軽減税率に関しては、区別のややこしさに加え

飲食店の場合は、店内での飲食は10%

テイクアウトは8%になるなど、

提供方法でも変わってくるので注意が必要です。

 

たとえば「リポビタンD」は

「医薬部外品」なので10%ですが

「タフマン」や「オロナミンC」などは

医薬品に該当しないので8%といったように

似たジャンルの品目の中でも違いがあったりします。

 

 

ということで今回は浅野さんに『軽減税率クイズ』を出題。

皆さんもぜひ同じ問題にチャレンジしてみてください。

 

 

Q1. ミネラルウォーターと水道水、どちらが税率10%?

 

Q2. ビールは税率10%ですが、

ノンアルコールビールは税率何%?

 

Q3. 定期購読の新聞は8%、電子書籍の新聞は10%、

では、コンビニで売ってる新聞は何%?

 

 

~答え~

 

Q1. 「水道水」(飲食料品ではないので8%ではない)

 

Q2. 8%(酒類以外の飲食料品なので)

 

Q3. 10%

(たとえ毎日買っていても、

コンビニでの購入は定期購読の契約がないので)

 

 

わかりましたか?

クイズの問題になっていたもの以外にも

区別が難しいものが多くありそうですね。

 

しっかり覚えるしかないんでしょうか・・・?

 

 

そして今回お送りしていったコーナーは

「ファイナンシャルファンタジー2」

 

寄せられた相談の内容は・・・

iDeCoと企業型確定拠出年金、一体どちらの方が良い?」

というもの。

 

現在、iDeCoに興味を持っている中、

勤め先の会社で企業型確定拠出年金の導入が決まり

どちらを選べばいいのか分からないという

リスナーさんからの質問です。

 

まず、それぞれの違いについて説明すると・・・

 

iDeCo」は

個人型確定拠出年金のこと。自分で作る年金制度。

毎月一定額を積み立てて、

これを投資信託などの金融商品で自ら運用し、

60歳以降に年金または一時金で受け取るという仕組み。

 

「企業型確定拠出年金」は

企業が掛金を毎月積み立てて、企業が選んだ証券会社の中から

加入者本人が投資先を選び、年金資産の運用を行う制度。

定年退職を迎える60歳以降に、積み立ててきた年金資産を

退職金もしくは年金の形式で受け取るという仕組み。

 

並べてみると分かりやすいですが、

掛金の出所が異なるだけで、基本的な仕組みはどちらも同じです。

 

したがって、

・積立金額が「所得控除」の対象になるので、

所得税・住民税の節税が可能

・運用で得た利益が「非課税」になる

・受け取る時に「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象になる

といった、メリットとして考えられるポイントも同じなんですね。

 

ちなみに、この2つは併用が可能で、

できるなら併用したほうが良いとのことなのですが、

iDeCoは掛金の限度額が法令で定められているため

勤め先の会社が加入している制度に応じて条件が変わってきます。

 

たとえば、

・企業年金制度のない会社員の場合の限度額は月額23,000円、

・確定給付企業年金や厚生年金基金などの

企業年金に加入している場合の限度額は月額12,000

 

...など、まずは勤め先の会社がどの状況なのかを

確認してから判断する必要がありそうです。

わからない場合は会社の人事部や経理部に聞くのが

手っ取り早いとのことでした。

 

 

「みずほ証券presents 目指せ!投資マスター」

 

今回は「四季報」のお話!

 

「四季報」とは・・・

証券取引所に株式を上場している「3739社」の

投資に必要な情報が掲載されている東洋経済新報社発行の季刊誌。

 

今回はこの四季報の読み方を山田さんに教えてもらいました。

 

まず注目したいのは、

会社名の左に書かれている、業績や最近の動向の見出し!

 

【増額】とか【減額】とか【赤字続く】とか【最高益】とか・・・

 

この見出しを見て、「ん?」となったところを詳しく見ていきます。

 

さらにその横に、最近の動向が見出し付きで書かれています。

ここは、読み物としてもちょっと面白いそうで・・・

 

【あの手この手】【混沌】

【うどん頼み】【夜の経済】・・・夜の経済!?などなど

 

気になる言葉がたくさんあります(笑)

 

続いて、1番左下にある「企業業績」

 

ここには企業の売上高、営業利益、経常利益、純利益、

1株利益、1株配当などが記載されています。

 

ただ細かい数字が苦手!という人のために会社四季報は

実は欄外にすごくわかりやすい表示があるとのこと。

 

ページの右端や左端の枠外に

「大幅増額」とか「大幅減額」とか「前号並み」とか、

矢印があるんです。

 

これは、前回四季報の営業利益の予想から、

今回の四季報での営業利益の予想がどう変わったかを

わかりやすくしたマーク。

 

そして枠外にもう1つ重要な情報があります。

企業によっては、顔文字が書かれているところあるんです。

 

会社比強気という文字と共にあるニコちゃんマーク、

そして会社比弱気という文字と共にある、泣き顔マーク。

 

こちらは「四季報予想の営業利益」と「会社予想の営業利益」の

乖離率が大きい銘柄についている会社四季報独自のマークなんです。

 

会社予想の営業利益よりも、

会社四季報予想の営業利益の方が高い場合は、

ニコちゃんマーク!

 

会社予想の営業利益よりも、

会社四季報予想の営業利益の方が低い場合は、

泣き顔マークがつくそうです。

 

中には、ニコちゃんマークが2つついている

「ダブルニコちゃんマーク」の企業もあります!

 

見れば見るほど奥の深い「四季報」

皆さんもぜひチェックしてみてください!

 

さて、みずほ証券さんのHPでは、

このコーナーのアーカイブを聴くことができます!

ここでしか聴けないおまけコーナー「金談トーク」も配信中です!

http://www.mizuho-sc.com/beginner/useful/money_land.html

 

 

エンディングでも会社四季報についてのお話で盛り上がった2人。

浅野さんは過去に、四季報の読み方を知るための本を

読んでいたことがあるそうですよ。ではまた来週!

 

 

 

~マネーランドからのお知らせ~

 

扶桑社さんから販売中!

「山田先生とマネー番組をはじめたら、株で300万円儲かった」

Amazon> http://www.amazon.co.jp/dp/4594075320

 

番組では、ふつおた、コーナー宛のメール、

本の感想メールなどなど

みなさんからのおたよりをお待ちしています。

メール⇒ money@joqr.net

 

〜☆コーナー紹介☆〜

◆「山田さん、これは経費ですか?」

→みなさんが「これって経費になるの?」と思っていることを募集。

 税理士である山田さんの観点からジャッジ!

 

◆「クレジットカード活動〜クレカツ〜」

→こんなクレジットカードがオススメ!

 ポイントを貯めるとこんなお得なことがあるよ!など

 クレジットカードに関するお得な情報を教えてください。

 

◆「とある税理士の税務相談室」

→税理士である山田さんへの税務相談を受け付けるコーナー

 

◆「あの人は何故食えているのか?」

→普段生活していて「なんであのお店って潰れないんだろう?」とか

 「あの職業の人ってどうやって食えているんだろう?」と

 思ったことありませんか?

 そんなお金や職業に関する疑問、質問をお待ちしています。

 

◆「ファイナンシャルファンタジー2」

→リスナーの皆さんから、ライフプランの相談を募集!

 

◆「今日の得する話」

→山田さんが普段の生活でちょっと気にするだけでお得になるような

 情報を教えてくれるコーナー

 

◆「みずほ証券プレゼンツ 目指せ!投資マスター」

→みんなで投資マスターを目指して、

 投資の初心者的な事を勉強していくコーナー

 

◆「みんなの景品フェアリー」

→浅野さんが起業した景品サイト、

「景品フェアリー」を世に広めていき、

ビジネスを成功させるためのアイデアを募集するコーナー

 

メールはこちら!⇒ money@joqr.net