家電量販最大手のヤマダ電機は31日、電気自動車(EV)を手掛ける川崎市のベンチャー企業、FOMMに出資し、小型EV販売へ本格参入すると発表した。国内の家電市場が伸び悩む中、ヤマダは住宅販売など業態の多様化を模索中で、EV販売で暮らし全般に関わる事業構築を目指す。
出資額、出資比率は公表していない。販売開始時期も現時点では未定という。
FOMMは、4人乗りの小型EVを開発。水害など緊急時に水に浮く特長を持つという。ヤマダはEVを「21世紀の家電」と位置付けており、サービスや保守点検などを全国の店舗で請け負うとみられる。
2017/11/01
ヤマダ電機、EV販売に参入 川崎のベンチャー企業に出資
早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄
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