2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、大会マスコットの選定で最終候補に残った3作品を公表した。東京都渋谷区立加計塚小学校で行われた発表会でカウントダウンの掛け声とともにお披露目されると、拍手と歓声が上がった。11日から来年2月22日まで、全国の小学校の各クラスに1票を与える投票を実施し、最多得票の採用作品が2月28日に発表される。
組織委によると、大会マスコットを小学生が決める試みは五輪史上初。オープンな選考とともに、子どもたちに大会を身近に感じてもらう狙いがある。
いずれも五輪用とパラリンピック用のマスコットが1体ずつの組み合わせ。
2017/12/08
東京五輪マスコット候補を公表 3作品、小学生投票で選考


東北大学特任准教授・弁理士
稲穂健市
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2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの最終候補3作品が発表されました。小学生の投票によって正式採用が決まることになったのは、一昨年のエンブレムの選考過程の不透明さに対する批判を受けてのことでしょう。公式グッズなど今後の展開のことを考えると悪くはないアイデアだと思います。
この3作品を選ぶのにあたって知的財産について最大限の注意が払われたと聞きますが、そのためか、無難なものが残ったなあ、という印象を持ちました。個人的には、もっとシンプルなデザインでも良かったのではないかと思ったくらいです。
とは言いながらも、ネット上では早くも、デジモン、ポケモン、妖怪ウォッチなどに似ているといった「パクリ疑惑」が浮上しています。たとえば、「ウ」案のタヌキについては、ローソンのマスコット「Ponta」にそっくりという声が上がっており、実際に問い合わせをしているメディアまであるのには驚きました。タヌキを漫画化するのにあたって表現が限られてくるのは、ある意味避けられないことです。
いずれの作品にも既視感があることは否定しませんが、つまるところ、ゆるキャラやアニメなどの日本文化を背景にした「日本的なキャラクター」に仕上がっているということです。ですから、どの作品が選ばれた場合でも、皆で前向きに応援してあげるのが良いのではないかと思っています。
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