政府系の産業革新機構と日本政策投資銀行、複数の大手企業が、月面探査の国際コンテストに参加している日本の民間チーム「HAKUTO(ハクト)」を運営する宇宙ベンチャーに計約100億円を出資することが5日、分かった。企業はTBSや電通などが浮上している。将来的な成長が期待できる宇宙産業の育成を官民で後押しする。今月中にも正式決定する。
出資先は「ispace(アイスペース)」。2020年代に10~100台の小型ロボットを月面に送り込み、水の埋蔵場所を特定。ロケット燃料として水素や酸素を作る計画を描いているという。地球から月への輸送事業なども目指している。
2017/12/06
宇宙ベンチャーに官民出資 革新機構や企業100億円
ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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私のような理系出身者にはこのような話題に夢を感じる人も少なくないでしょう。大袈裟かもしれませんが、まさに人類の夢と言ってもよいかもしれません。
技術的なことについては明るくないのでここでは触れませんが、私はこのニュースで「投資」とは何かを改めて考えさせられました。
夢を持てるもの。実現したいと思うもの。そんなものに人は投資をする。もしビジネスという概念を外したら、「投資」とはそういうものかもしれません。
子供の教育にお金や時間を投資する親御さん。社員の教育(研修)に投資する経営者。いずれもその本質は、夢があり、実現したいと願う未来があるからでしょう。
宇宙ベンチャーへの投資も、教育への投資も、私には同じ構造に思えます。
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