2017/7/21

原案に「稲田氏了承」盛り込まず 日報隠蔽問題で特別防衛監察結果

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題で、陸上自衛隊側は防衛監察本部に提出した報告書に、稲田朋美防衛相が日報の電子データの非公表方針を了承したことなどを記載したが、特別防衛監察結果の原案にこうした内容は一切盛り込まれていないことが20日、政府関係者への取材で分かった。
 菅義偉官房長官は、制度上は特別防衛監察の対象外である稲田氏が了承した点も調査されるとの認識を示した。防衛監察本部が今後、稲田氏の関与をどう認定するかが焦点になる。防衛省は監察結果と関係者の処分を28日にも公表したい考えだが、調査の状況次第で、ずれ込む可能性もある。

内容を読む
ジャーナリスト
田原総一朗
8

マスメディアの報道では、南スーダンについての文章を破棄するか破棄しないかの会に稲田防衛相が出席していたという事だ。
そうだとすると稲田防衛相は国会で虚偽の発言をした事になる。その責任は重大だ。だが、今回の情報では稲田氏は出席しなかった、と言う事だ。どちらが事実なのか。

  • URLを
    コピー

このコラムを書いた人

他の人のコラム

関連ニュース