無料通信アプリのLINE(ライン)は26日、牛丼やカレーなどをLINEアプリ上から注文できる出前サービスを始めた。生鮮食品や雑貨などの宅配も計画する。上場して1年を経たが株価は低迷しており、今後の成長に向けて日本を「制圧」した通信アプリを土台に次のヒットを狙う。
「かつては(固定)電話で出前していたが、今はインターネット、スマートフォンになっている」。出沢剛社長は26日、東京都内の催しで、新たな出前サービス「LINEデリマ」の成功に自信を示した。
LINEデリマは、新たにアプリを入れる必要がない手軽さが特徴だ。
2017/7/27
LINEが出前開始、雑貨宅配も 成長に向け次のヒット狙う


東北大学特任准教授・弁理士
稲穂健市
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無料通信アプリのLINE(ライン)が開始した出前サービス「LINEデリマ」。
弁理士という職業柄、商標として出願または登録されていないかについて、早速調べてみました。すると、今年3月8日に同社が商標「LINEデリマ」を出願していることがわかりました(商願2017-30411)。サービス開始の4カ月以上も前に出願されていたことになります。このように、商標の出願状況を調べると、新サービスの名前が事前にわかったりすることもあります。
ついでに同社が最近出願した商標を見たところ、先月8日に、商標「LINE ガーディアンズ」(商願2017-76495)というものが出願されていました。もしかすると、これも今後登場する新サービスの名前なのかもしれません。
ちなみに、かつてホリエモンこと堀江貴文氏の経営していた株式会社ライブドアのポータルサイト「ライブドア」は、現在、LINE株式会社が運営しており、登録商標「livedoor\ライブドア」(商標登録第4451585号)も同社が保有しています。
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