2017/9/01

タクシーの荷物運送解禁 過疎地で交通網維持

 公共交通網の維持が困難になっている中山間地や離島など過疎地で、タクシーで荷物を運んだり、貨物車に客を乗せたりする「貨客混載」サービスが1日から解禁された。全国の運輸支局はタクシー業者や宅配業者からの事業許可の申請受け付けを開始。手続きには通常1~3カ月程度かかるため、サービスは年内にもスタートする見込みだ。
 対象地域は、過疎地を抱える3万人未満の市町村など。事業者は、貨物輸送業と旅客運送業を掛け持ちする許可を各運輸支局で取る必要がある。

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拓殖大学非常勤講師
塚越健司
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大手宅配企業の人材不足が問題になる中、タクシーを活用すれば両者とも利益を手にすることができます。
都市部では配車サービスのウーバー等の参入もあり、また将来の自動運転車の普及を考えればタクシー業界は、残念ながら今後はさらなる困難に向き合うことが予想されます。そのためにも、今できることを確実に実践することが求められるように思います。

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