投打の「二刀流」で活躍しているプロ野球日本ハムの大谷翔平投手(23)が、今季終了後にポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することが13日、濃厚になった。関係者によると昨季終了後から本人のメジャー挑戦の意思は変わらず、球団はシーズン終了後に本人と話し合う方針。昨年12月の契約更改交渉の場で、球団はポスティング制度の利用を容認する考えを示している。
大谷は今季が5年目で、1軍での登録が9シーズン必要な海外フリーエージェント(FA)権の資格は満たしておらず、移籍するためには所属球団の了承を得てポスティング制度を利用する必要がある。
2017/9/14
大谷、今オフ大リーグ挑戦濃厚 ポスティングシステムで


ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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ご存知の方も多いと思いますが、大谷選手は日本のプロ野球入団前は海外でのプレーを希望していた。
しかし北海道日本ハムファイターズは、事実として高校生の投手がいきなり渡米して成功するのは極めて難しいこと。むしろ日本のプロ野球で技術を高めてからチャレンジしたほうが成功の可能性は高いことをきちんとデータで説明します。
ここからは私の想像になりますが、「日本スポーツにおける若年期海外進出の考察」なるその資料とその中にある「数字」が大谷選手に納得をもたらし、ひとつの決断をさせたのではないでしょうか。
私たちビジネスパーソンが数字を使って伝え、説得する行為。その行為は自分自身のビジネスの成功のためだけにする行為では決してありません。
大切な人の成功のために、その人が誤った選択をしないために、愛を込めてする行為でもあります。
私はよく公の場で「数字とは愛のコトバである」と申し上げることがありますが、大谷選手の入団時のエピソードはまさにその代表的な例のひとつでした。
あらためて、大谷選手の今後に期待したいですね。
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