【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立を問う住民投票は1日、即日開票され、州政府は2日未明、有権者約530万人のうち約226万人が投票し、賛成票が約90%を占めたとの暫定開票結果を発表した。投票率は約40%とみられる。
投票は中央政府、憲法裁判所の違憲判断を無視して州政府が強行し、有権者の半数を占める反独立派はボイコットした。選挙管理委員会や中立の選挙監視団もないまま、州政府が集計した選挙結果に対し、正統性に疑念を示す見方が専門家の間で大勢を占める。州政府は警察と住民らの衝突の負傷者は計844人に上ったと明らかにした。
2017/10/03
カタルーニャ独立9割賛成 投票率4割、正統性に疑念も
国際ジャーナリスト・ミュージシャン
モーリー・ロバートソン
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