2017/10/09

幼児期の外遊びで体力向上に ストレス解消効果も浸透

スポーツ庁は8日、体育の日を前に、2016年度体力・運動能力調査の結果を公表した。幼児期の外遊びの頻度が高い小学生ほど、今も運動習慣が身に付いており、体力テストの合計点が高い傾向にあった。同庁は「外遊び習慣が就学後の運動習慣の基礎を培い、体力向上の要因の一つになっている」としている。20~79歳の全年代で、おおむね9割以上の人が運動やスポーツにストレス解消効果があると感じていることも分かった。
 調査は16年5~10月に実施、抽出した6~79歳の男女6万4607人の結果を集計した。体力テストでは、握力や上体起こしなど各項目の成績を10点満点に換算して合計。

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ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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子供の頃、数学がキライになってしまう理由のひとつが、「バツをもらうこと」です。
わからない、解けない、結果としてバツをもらう。
子供にとっては自分を否定されていることと同義であり、どうせバツをもらうならもうやらないとなる。
これが数学離れのひとつのメカニズムです。


かつて学校の体育の授業では、競争させて順位づけをしたり、期末に評価されたりしました。
運動が苦手な子供にとっては、これもまた否定されることなのかもしれません。


仮にこの記事の考察を正とするならば、子供の体育は「遊び」でよいのかもしれません。
どうしても評価が必要ならば、足の速い子が評価されるのではなく外でよく遊んだ子を評価したいもの。


昨今はスポーツジムなどで汗を流す高齢者も増えていますが、彼らはとても楽しそうでイキイキとしています。
それはおそらく、競争したり評価されたりする運動ではないから。
ある意味、単に遊んでいるようなものなのでしょう。


年齢関係なく、「遊び」は大事ですね。

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