2017/10/12

米NBA、楽天が国内独占配信 1400試合以上ネットで生中継

楽天と米プロバスケットボールNBAは10日、東京都内で共同記者会見し、2017~18年シーズンから日本国内での独占的な放映・配信などの契約を締結したと発表した。契約期間、金額などは公表しなかった。楽天の三木谷浩史会長兼社長は「世界トップのプロスポーツであるNBAをさらに盛り上げていく」と話した。
 楽天は年間1400試合以上をインターネットで生中継する動画配信サービスを国内限定で運営する。会見に同席したNBAのアダム・シルバー・コミッショナーは「日本におけるビジネスを変えることができる」と期待した。

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拓殖大学非常勤講師
塚越健司
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日本では地上波のスポーツ中継が縮小する中、「スカパー!」や「WOWOW」などとともに、ネットの定額サービスがスポーツファンの間で重宝されています。
例えば2016年に誕生した「DAZN(ダゾーン)」は、サッカーのJリーグを中心に、欧米のサッカー等の幅広いスポーツ動画を配信しています。ちなみにDAZNの運営母体はドコモです。
同じく2016年に「スポナビライブ」というサービスも生まれています。こちらも幅広いスポーツ動画を配信しており、ソフトバンクとヤフーが共同で運営しています。


これらの流れの中で、楽天もNBAに狙いを定めて契約したのでしょう。ビジネスとしてどの程度成功するかわかりませんが、スポーツファンには嬉しいことでしょう。

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