2017/10/23

自公3百超、安倍政権継続 追加公認含め3分の2

第48回衆院選は22日に投票、即日開票された。自民、公明両党は307議席以上となり、自民党が追加公認した無所属候補3人と合わせて定数465の3分の2(310)を確保した。安倍政権の継続が決定。自民党は国会運営を主導できる絶対安定多数(261)に単独で達し、大勝した。希望の党は不振で、公示前の57議席前後に届かない見通し。立憲民主党は50議席を固め、公示前の16議席から3倍以上に躍進した。共産党、日本維新の会は低調だ。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は11月1日にも特別国会で第98代首相に指名され、第4次安倍内閣が発足する運び。

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エコノミスト
崔真淑
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与党が3分の2の議席を確保する勢いと報じられており、株式市場には想定内の結果と言えます。
ですので、今日の「ご祝儀相場」ともいわれる感情的な動きのように見えるこの上昇は、私は続くとは思えません。
実際、実はこの一ヶ月を見ると上昇が目立つのは日経平均のみで、中小型銘柄や多くの銘柄は恩恵を受けていません。
日経平均に組み込まれているような大型株を、株主優待や配当狙いで売らずに持っていた人だけが利益を得ていただけのようにも。
ここからは時価総額(会社の規模が比較的小さい)の小さい企業の株価がやっと上昇しはじめ、一方で日経平均に採用されるような企業の株価はあまり冴えない動きになるのではないでしょうか?

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