7日の東京株式市場は国内企業の好決算と米株高を材料に日経平均株価(225種)が続伸し、1996年6月に記録したバブル経済崩壊後の終値最高値2万2666円80銭を一時突破した。上げ幅が300円を超え、取引時間中として約25年10カ月ぶりの高水準を付ける場面もあった。
午後1時現在は前日終値比281円64銭高の2万2829円99銭。東証株価指数(TOPIX)は14・95ポイント高の1807・61。
最近の東京株式市場は景気回復を追い風に上昇基調が続く。7日は前日に商社などが好業績を発表したことなども追い風となり、幅広い銘柄に買いが入った。
2017/11/08
株価、バブル後最高値突破 一時25年10カ月ぶり水準
エコノミスト
崔真淑
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たしかに、上昇目立つ日経平均。でも日経平均ってどういう指数でしょうか?
これは、日本経済新聞社がチョイスした日本を代表する225企業の株価を加重平均してつくられたもの。つまり25年ぶりといっても、25年前の日経平均構成銘柄の中身とは大きく違うのです。
更に、当時積極的に株価を上げていた売買主体も違います。25年という数字をみるとインパクトがありますが、当時の日経平均と今の日経平均は別物という視点でみないと、日本株の行方を見誤るかも!?
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