2018/8/16

2歳男児、山中迷い沢に着いたか 以前も捜索、見つからず

山口県周防大島町で15日、行方不明から3日ぶりに見つかった藤本理稀ちゃん(2)は山道を進んだ先の沢に座っていた。現場は帰省先の曽祖父宅から約560メートルで、これまでの捜索でも現場周辺を確認していたことなどから、県警は山中を迷った末にたどり着いた可能性があるとみて、歩いたルートを調べる。
 理稀ちゃんの母親の美緒さん(37)は搬送先の山口県柳井市の病院で取材に応じ、「駄目かなと思っていたけど、(理稀ちゃんが)目を開いてこっちを見たときは胸がいっぱいになった」と喜びの心境を語った。病院によると、目立ったけがはないが脱水症状があり、今週は入院が必要という。

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FNN.jp チーフビジョナリスト
清水俊宏
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現場を取材したディレクターに聞いたところ、足元は石や木の枝がたくさんで歩きづらく、大人でも息が切れるような坂道で、2歳児が上がっていけるとは到底思えない場所だそうです。

男の子を発見した尾畠さんだけでなく、現場にはたくさんのボランティアがいて、警察の捜索が中断されている夜間にペンライトを持って山道に入っていく男性や尾畠さんのように朝6時から捜索に出かける島外に住む男性、機動隊員や消防団におむすびを差し入れる女性たちなどたくさんのボランティアが我がことのように行動をしていたそうです。

全てのボランティアの皆さんに本当にありがとうと言いたいです。

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