2018/9/11

北海道地震「節電2割」達成困難 状況次第で計画停電も

 北海道の地震による電力供給不足を補うため、道内では10日、平常時より2割節電する取り組みが一斉に始まったが、目標達成には厳しい状況が続いた。北海道電力は企業や住民に協力の継続を要請。地域を区切り電力供給を順番に止める計画停電も検討しており、節電状況を踏まえて判断する。経済産業省は同日、計画停電を12日も実施しない予定と発表した。
 一方、道は10日、苫小牧市の男性(56)の死亡が確認されたと明らかにした。死者は計41人となった。8日に自宅で大量の本の下敷きになって倒れているのが見つかり、死因などを調べた結果、地震の影響で亡くなったと10日に特定された。

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作家、ジャーナリスト
佐々木俊尚
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こちらのニュースを聞いた佐々木さんは、泊原発が非常電源に切り替わったことに問題がなかったか、特に原発推進派と反原発派で議論が錯綜していることを紹介。佐々木さんは、「反原発派の意見がロジカルだ。」とコメント。「今回はタンデム自転車のように、一人崩れると他の人も巻き添えを食らう。こうなると送電できなくなり、一人崩れると他も停止する仕組みになっている北海道電力の送電の仕組みが問題だった」と解説しました。さらに北海道電力の欠点も指摘しました。

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