2018/10/10

米朝会談、候補3、4カ所 大統領「遠くない時期に」

【ワシントン共同】トランプ米大統領は9日、米朝首脳再会談を実施する場所について、初会談を開いたシンガポール以外の「3、4カ所」を候補として検討していると明らかにした。「遠くない時期に開かれる」との見通しも示した。ホワイトハウスで記者団に語った。米専門家の間では、南北軍事境界線のある板門店、欧州のウィーンやジュネーブなどが取り沙汰されている。
 4度目の訪朝を終えて帰国したポンペオ国務長官は9日、ホワイトハウスでトランプ氏に面会した後、非核化交渉で「真の進展があった」と記者団に強調。「最終的で完全に検証可能な非核化への道筋が見えるようになった」と述べた。

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毎日新聞 編集編成局 次長
小倉孝保
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毎日新聞・編集編成局次長・小倉孝保さんがコメントしました。小倉さんは今後の見通しについて、「トランプ、金正恩両氏は個人的関係を築くことで、首脳会談に結びつけようとしている。一方、金委員長には米国が制裁解除に動かないことや終戦宣言に消極的なことに不満が強い。そのため金委員長は中国やロシアと急接近している。北朝鮮はアメリカの出方を見ており、非核化が急速に進む状況にはない。日本人拉致問題も当分、進まないだろう」と予測しました。詳しくはこちらをクリック

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