2018/12/28

東証、3日ぶり2万円回復 750円高、今年最大の上げ幅

27日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、2万円の大台を3営業日ぶりに回復した。終値は前日比750円56銭高の2万0077円62銭。上げ幅は今年最大を記録し、約2年1カ月ぶりの大きさだった。26日の米国株の急伸を受け、買い一色の展開となった。
 東証株価指数(TOPIX)は70・16ポイント高の1501・63。出来高は約15億7600万株。
 27日の東京市場は朝方から買い優勢で、午後に入ると勢いがさらに加速し、一時は884円上昇して2万0200円台に乗せる場面があった。

内容を読む
エコノミスト
崔真淑
2

大幅な下落からの大反発、「アメリカ経済状態が乱高下していることが影響している」というのがスタンダードな解説ですが、崔さんはもう一つ要因として「株の売買をAI(人工知能)が行っていることが影響しているのではないか?」と話します。

リーマンショック時、投資銀行や著名な金融機関は株式運用に携わっている人員を削減。その代わり、人工知能やアルゴリズム・プログラム取引をしている人たちを導入する流れが世界的にも流行っています。人工知能に任せると、買いが買いを呼んだり、売りが売りを呼んだりとプログラムを元にしているため後追いしやすくなり、株価がものすごく上がったり、ものすごく下がったりするとのことです。

放送内容はradikoのタイムフリー機能をご利用ください

  • URLを
    コピー

このコラムを書いた人

他の人のコラム

関連ニュース