2018/9/27

米、3カ月ぶり利上げ FRB、20年打ち止め示唆

【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は26日、景気の過熱を防ぐため、約3カ月ぶりに利上げを決めた。年内にさらに1回、2019年に3回の利上げを見込んでいると表明し、20年に利上げを打ち止めにするとの見通しを示した。
 銀行が資金を貸し借りする際に適用する短期金利の指標フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0・25%引き上げ、年2・0~2・25%とする。政策金利の上限が2%を超えるのは08年以来、約10年ぶり。FRBは3カ月に1回のペースで利上げしており、今年は3月と6月に続き3回目。次回は12月に検討するとみられる。

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