2018/11/02

辺野古で移設工事再開、反発必至 政府、年内土砂投入目指し

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府は1日、辺野古沿岸部で埋め立てに向けた関連工事を再開した。年内に土砂投入し、埋め立てを本格化させる方針。県が反対する辺野古移設が約2カ月ぶりに動きだした。石井啓一国土交通相の決定で、10月31日に県の埋め立て承認撤回の効力が一時停止したことを受けた措置。
 辺野古移設反対を掲げ9月の知事選で初当選した玉城デニー知事が、対話による問題解決を求める中での強硬姿勢に、沖縄側は反発。謝花喜一郎副知事は1日、県庁で記者団に「沖縄県の(辺野古移設反対の)思いに全然寄り添っていない」と政府を批判した。

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