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入社 19年目 編成制作部(制作グループ) 柿澤 真理子 Mariko Kakizawa

現在、文化放送で担当している仕事を教えてください!

入社後はスポーツ部に配属され8年勤務。その後一般番組を制作する編成制作部に異動し11年。
ずっと現場を担当しています。番組プロデューサー、ディレクターと言われる仕事です。

制作といえばラジオ局の花形!担当番組のことをきかせてください。

現在の担当は「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)
「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」(土曜午後1時)で、過去の担当番組は
「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」
「甲斐よしひろのセイ!ヤング21」などです。
ご覧の通り、芸能界、ラジオ界を代表する喋り手の方々の番組を担当させてもらっています。
私がコントロールできる?する?ような次元ではありません。
ディレクター陣と構成作家の皆で準備段階でやることは、いかに面白い素材、ゲスト、ネタ、環境を整えるか。
あとは生放送ですから、一気に突き進んでいくだけです。着地地点は誰にも分かりません。
そんな予測不能な番組ばかりです。

文化放送に入社してよかったなあと思うことはなんですか?

個人を尊重してくれるところと、自由な社風でしょうか。
ラジオはテレビの現場と比べたらスタッフの数などは10分の1以下です。
その分個人に任されることは多いですし、若手でも大御所の出演者の方々と直接やり取りしながらチームを率いていかねばなりません。
日々の放送に向けて準備やシミュレーションをしても、こちらの想像を超える展開、生放送の連続で退屈や飽きとは無縁の毎日です。そんな現場の面白さが、ダイレクトに伝わるのがラジオです。
パーソナリティーの口調、声のトーン、息づかいで体調までもがリスナーの皆さんには分かってしまうという…
そんな送り手と受け手の距離の近さも魅力の一つだと思います。
ただ一方的に発信するのではなく、リスナーの方々のご意見も聞いて時間を共有したいと思っています。

日々の放送は、毎日を一生懸命に生きている皆さんを応援、エールの気持ちもあります。 おこがましいですが「なくてはならない」「生活の一部」とメッセージを頂いたとき、皆さんに少しでも寄り添うことが出来たかな?と、この会社に入って良かったな、と感じる瞬間です。

新たに入社してくる新卒採用者にどんなことを期待していますか?

私自身が不勉強だったから、ではないのですが、就職活動用にラジオの知識を深めるくらいならもっと様々なことにアンテナを張って吸収してもらいたいです。一緒に働きたい方は、普通に会話して魅力的かどうか。私の場合はそれに尽きます。
年齢に関係なく私の回りには刺激的な人が多く、それが面白いことを生み出すベースになっています。
仕事ではあるけど、ある部分ではイッちゃってる大人が集まって面白いことに真剣に取り組んでいる現場です。
そこで、言われたことしかやらないヒトは魅力的ではありません。プラスアルファで作り手としての自分の色、意見を出せる人がどんな仕事・現場でも期待されるのではないでしょうか。いろいろなところに首を突っ込んで、「人生のネタ」を溜めていってほしいと思います。

それでは最後にこのページを見ている皆さんへ、メッセージをお願いします!