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入社 33年目 報道スポーツセンター所属 清水 克彦 Katsuhiko Shimizu

現在、文化放送で担当している仕事を教えてください!

主な業務としては、大きく分けて2つありまして、まずは午後3時半からのワイド番組「斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!」のチーフプロデューサーを担当しています。
そしてもう一つは、文化放送をキー局とした全国33局の共同制作で、平日17:00 - 17:15に生放送している「ニュース・パレード」のデスクを担当しています。

清水さんの思う『報道の仕事』とは、どんなことでしょうか?

私は、今何が起きているかを捕まえるのが報道の仕事、そして捕まえたうえで物事の表面を一枚はがして、内面を見つめるジャーナリズムの信念を持って、その出来事の本質を伝えていく、それが報道だと思っています。そのうえで、現場に行く記者たちは「今」を強く意識しながら取材を行い、デスクは日々刻々と変わる取材対象を正しく判別し、記者たちに指示を出しています。
取材相手はそれこそ無数に存在していますし、国会でも事件現場でも、現地に行けば無数に「事実」があります。
その「事実」のどれをピックアップするのか判断する、それが一番難しいことですね。
たとえば世の中的にそれほど大きな話題ではなくても、我々が報道メディアとして伝える必要がある、と判断すれば、その「事実」をリスナーの皆さんにお伝えします。その逆も然り、です。

文化放送に入社してよかったなあと思うことはなんですか?

ラジオはテレビと根本的に違って、企画立案から番組のオンエアまで、自分が手掛けることができます。
0~100までを作り上げることができるのが、まずは『ラジオ』という媒体の魅力だと思います。 文化放送に関していえば、本当に自由度が高い会社だと思います。誰かが発案したものを何とか成立させようと、皆が協力してくれる会社だと思います。また、スポーツに関していえば、ライオンズナイターや箱根駅伝など長年のお付き合いの中で醸成された信頼関係があるからこそ、伝えることができるものがあると思っています。

新たに入社してくる新卒採用者にどんなことを期待していますか?

常に自分をイノベーションできる人に、ぜひ入社していただきたいですね。世の中の動きは刻々と加速していきます。今自分の持っている常識や武器だけでは、たとえば10年後は通用しなくなってしまうかもしれない。
常に新しく、自分自身を進化させ続けることが今後は強く求められると思います。
たとえば私は、46歳で大学院の修士課程、そして53歳で博士課程に入学しました。
そこでの出会いや気づきも大変多く、私自身も進化を続けていると自負しております。
ぜひ一緒に、文化放送の次代を創って下さる方とご一緒したいですね。

それでは最後にこのページを見ている皆さんへ、メッセージをお願いします!