7月から、クボジュンさんがリモートで復活しています!

 

今週もクボジュンさんがニューヨークで出会った友達をリスナーの皆様に

ご紹介する企画をお送りしました。

 

「久保純子。ニューヨークでも友達100人出来ました!!!」

 

ニューヨークをホームグラウンドにして活躍する方達をリモートでつないで

お話を伺うこの企画。

 

今週は、ニューヨークを拠点に世界で活動するアーティスト

松山智一さんにご登場いただきました。

 

松山さんは世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等で個展・展覧会を

開催。

 

2019年にはニューヨークの「バワリー・ミューラル」の壁画を

手がけました。

 

作品は、LACMAMicrosoftコレクション等に多数収蔵されています。

 

そんな松山さんの作品、実は、日本でも今、話題です!

 

最近、JR 新宿駅の東口駅前広場のロータリーに巨大彫刻が出現している

のをご存知ですか?

 

なんと、この巨大パブリックアートを手がけたのが松山さんなのです!

 

さらに明治神宮で開催されている彫刻展でも松山さんの作品が展示されて

います。


 

25歳でニューヨークに渡った松山さん。

 

ニューヨークに来てからアートをやろうと思い立ったものの、

何もわからず、どうやったら発表できるのかという知識も無く、作品を

見せる場所も無く・・・それならば街をキャンバスにしてしまおう!

と考えたのが始まりだったそう。

 

最初は自分の作品を見てほしい、知ってほしいと活動していたのですが、

ある程度見てもらえるようになると、違う見方が松山さんの中で芽生えた

と言います。

 

それが、アートを体験してもらうという事。

 

そこに都市機能や憩いの場があれば、アートが街の一部になる、街の顔に

なる、ということが出来ると、アートが活性化に機能できるのでは...

文化貢献に新しい事が出来るのでは...という思いがあるのだと松山さんは

語ります。


 

松山さんが考える「アート」というのは、日本語で言うと何なのか、

「現代アート」と何が違うのかを伺いました。

 

アートは松山さんにとって「対話」で、見る人と、どう自分の作品を通じて

コミュニケーションを取れるかという事だと言います。

 

作品は、答えを作ったり、世の中こうなのだと言ったりするよりは、

何か考えてもらうきっかけを作る、それが自身のアートの根源だという

松山さん。

 

「現代アート」は、くくりがあるわけでもなく、カテゴリーでもなく、

今を生きているアーティストは皆、現代アーティストなのだと

語ってくださいました。


 

来週も松山智一さんにたっぷりお話を伺います。

 

お楽しみに! See you

 

 松山智一さん宣材写真.jpg

 

【本日の1曲目】 MY LIFE / ビリー・ジョエル 

【松山智一さん選曲】 ホロシーン / ボン・イヴェール 

(文/スタッフC)

【久保純子 My Sweet Home】 2020年9月13日 10:00