小野賢章、人生の始まりを感じた思い出の作品について語る〜9月16日「超!A&G+ × ABEMAアニメ Special Radio Program ~ A&G Persons vol.25「小野賢章」~前編」

小野賢章、人生の始まりを感じた思い出の作品について語る〜9月16日「超!A&G+ × ABEMAアニメ Special Radio Program ~ A&G Persons vol.25「小野賢章」~前編」

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文化放送「超!A&G+」とABEMAアニメが、毎回イチオシのA&Gコンテンツの特集番組を週替わりでお届けしていく、スペシャルプログラム枠『超!A&G+ × ABEMAアニメ Special Radio Program』
9月16日の放送回では、毎回一人の声優・アーティストに焦点を当てその魅力をじっくり深堀りする企画『A&G Persons』を放送し、声優の小野賢章がパーソナリティを務めた。


「小野賢章です!32歳!1989年10月5日生まれ、天秤座!A型ですね」
と元気な自己紹介から始まった番組では小野賢章のさまざまなパーソナルな部分が明かされた。
実は「声優」を目指して今の職業に就いた訳ではなかったと話す小野。
小野の芸歴はなんと28年。スタートは4歳の時、大好きな戦隊モノを見ていた時に「ここに行きたい!」とテレビに向かって言ったことだったそう。それを聞いた母が児童劇団に入れてくれたことをきっかけに芸能の仕事をするようになったと言う。
声の仕事のスタートは小学校の時にオーディションに受かった『ハリーポッター』。ここから声優という仕事を始めだした小野。養成所に通わず独学で苦戦しながらも声優に向き合う中で、先輩にかけられた言葉が心に響いた、と語った。

小野「アニメとかをやってる中でも、やっぱり舞台は自分の中で大事にしていて、その舞台の千秋楽の時に「1つの作品をつくっている時に、自分がどういうポジションで、このシーンではどういう位置付けでいるか考えるといいかもね。どんなシーンでも自分が前に出るんじゃなくて、このシーンはこの役を立てなきゃいけないから自分はこういうふうに動こう、みたいなことを考えていくともっと視野が広くなっていいと思うよ。見てる人は見てるからね!」みたいなことを言われたことがあって。
それを言われた当時は、売れたい!とか、目立ちたい!みたいな気持ちが強かったので、言われたあと1時間くらい居酒屋のトイレに篭って泣いてました(笑)」

小野の大きな転機となったのはアニメ『黒子のバスケ』だと紹介。「俺の人生ここから始まるぜ!」と思ったことを強く覚えていると話した。
リスナーからも小野を知ったきっかけは『黒子のバスケ』黒子テツヤ役だった、というメールが届いた。

小野「オーディション受かったって話を家で夜聞いたんですけど、ベランダでガッツポーズしたのを覚えてます(笑)『黒子』に出てた方たちもやっぱり錚々たる方々だったので、背中を見ながら毎週頑張って追いつけるようにやってきたって感じです。だから完結した時は嬉しいような悲しいような。終わりって実感したのと、漫画の最終試合も泣きながら読んでたからな。思い入れはやっぱり強いですよね。最終巻が出た当時は、ここまで絶対に演じたいなって思いながらアニメを録っていました。まあ、まさかそのあと舞台版でもう一周するとは思わなかったんですけど(笑)」

「2回黒子として人生を歩みました」と話し、小野にとって思い入れの深い大切な作品であるということを熱く語った。
番組の最後では、「自分のことを振り返って話すって中々ない機会だったので、僕自身もいろいろ喋れて嬉しかったです」とコメントした。

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