坂本真綾 「思い出す機会のなかった記憶が蘇ってくるような作品」ニューアルバム『記憶の図書館』に込めた想い!

坂本真綾 「思い出す機会のなかった記憶が蘇ってくるような作品」ニューアルバム『記憶の図書館』に込めた想い!

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声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
6月10日のゲストは坂本真綾さん!
ニューアルバム『記憶の図書館』について伺いました。

『記憶の図書館』は「記憶」をテーマにした通算11枚目のアルバムです。「前作の『今日だけの音楽』と同じく、先に物語を書いて作るというやり方が気に入って(笑)。今回初めてご一緒する方もいて、会議で“こんな曲を書いて欲しい”と事務的な話をするより、クリエイターのみなさんを刺激するような会話が出来たらと思って物語を書いたんです」

『記憶の図書館」の特設サイトで読むことが出来るコンセプトストーリー。クリエイターの方たちの反応は様々だったそうです。「記憶って万人に共通する項目というか、誰しもが持っているものなので、読みながらご自身の記憶をちょっとたどったり、その場で曲の構想が浮かんできた方がいたり。“もっとヒントください”という人もいれば“これ以上いらないです”“これだけで作りたい”“こんな風に楽曲の依頼を受けたことないです”という方もいました」

そもそもなぜ坂本さんは「記憶」をテーマに選んだのでしょうか?「最近の生活の中で記憶を本当に不思議だなって思うことがいっぱいあって。いま子育てを一生懸命しているけれど、子供は将来全く覚えてないかもしれない。記憶はないけどすごく大事な時期と言われていて、この時期に受けた刺激とか愛情とかが一生残るとも言われますよね。覚えてないのに大事って不思議だなって思ったり。それから自分も年齢が人生の折り返し地点ぐらいになって、忘れてしまう記憶の分量が増えて、覚えていられる記憶は決まっているんじゃないかと思うこともあって」

リード曲の「ないものねだり」をはじめ、全12曲中5曲、坂本さん自身が歌詞を書いています。「こんなに書くつもりではなかったんですけど、やっぱり一生のうちに歌える曲って限られていると思うんです。だから何か言いたいことを言わないと、もういつ終わってしまうかわからないという思いで今回も書いていた気がしています」

今回のアルバム、実はリリースを延期する可能性もあったそうです。「うちの子、めっちゃ風邪持ってくるんです。子供の風邪がうつりまくりなんです。何回もレコーディング飛ばして、この日までにレコーディングしないと発売延期になるかもしれない大ピンチもあって。死ぬ思いで歌っていましたけど、曲にはあってたのかもしれない(笑)」

3年ぶりのツアー中の合間を縫ってのご出演ということで、ライブに関しても伺いました。「ニューアルバムの曲はライブで歌うことで、まだちょっと伸びしろがあって、成長しているなという感じはあります。声出しNGの時期が長くて、その雰囲気にちょっと慣れちゃってたんですけど、みなさんの声を聞けると“こうだったよね”と感じました」

「私の頭の中の記憶の図書館は激狭なんですよ」という坂本真綾さん。ニューアルバム『記憶の図書館』は坂本真綾さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「聞いている人にとっても最近思い出す機会のなかった記憶がちょっと蘇ってくるようなアルバムなので、ぜひ聞いていただきたいです」

≪ゲストからのお知らせ≫
・ニューアルバム「記憶の図書館」発売中!
・坂本真綾LIVE TOUR 2023 「記憶の図書館」
6月17日(土)、18日(日)、大阪・フェニーチェ堺
6月24日(土)、25日(日)、東京ガーデンシアター

【坂本真綾 Official web site [I.D.】

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