往路終了後 専修大学・長谷川淳監督
2021.01.02
―レースを振り返って
前半のところで1区2区で流れに乗るつもりではやってたんですけれども、1区から遅れてしまったんで。その流れを挽回できる部分がなかったので、ちょっと後手後手に回ってしまったのかなというところで、なかなかいい点も見つけづらい内容だったのかなと思います。
―7年ぶりの出場
まずうちは今日に関しては5人しっかり経験ができて、本人たちなりに課題を持って走れたようなので、この経験を糧にじゃないですけど、次の自分たちが何をやらなければいけないのかっていうところを明確にして、このいい経験になったのかなという風に思いますね。
―以前との違い、改めて感じた箱根の難しさ
やはり単独走で高速化してるこの箱根駅伝というものを戦うっていうのは難しいものがあるなとは感じました。今日は日差しと山の低温のところが普段なかなか経験できない部分なので、こういったところは選手も経験できて良かったのかなと思います。私自身ももっとタフな選手を作らなければいけないなという気持ちにはなりましたね。
-評価として選手はどれぐらい力を出せたか
70%ぐらいですかね。内容としては。
―レース前はどんな声かけをして送り出されたのか?
区間5番から15番ぐらいの設定タイム、通過タイムの幅を持たせて各定点で設定はしてたので、選手たちにもこれは無理なくいけるレースなのでしっかりこのあたりの各定点のペースを頭に入れていくようにっていう指示はしてましたね。
―幅を持たせた狙い
選手個人個人の調子もありましたし、区間適正でしたり、本人たちの目標の順位でしたり、そういったところを加味して各区間ごとに変えて設定タイムはしてましたね。
―今回は無観客の大会
沿道の方たちも自粛されてたと思うので、例年に比べれば静かな箱根駅伝だったなとは思いますね。
―復路に向けて
復路はうちも一斉スタートなのでここは気持ち切り替えて一つでも上の順位を狙っていくという一斉スタートの中での順位変動をしっかり意識して走ってもらいたいなとは思います。
―単独走になった往路とは戦い方も変わってくる
人と競う部分があった方がより駅伝をやっている気持ちにもなりますし、一つでも上にいきたいっていう気持ちが大きくなると思うので、そのあたりは競った展開をできればなと思います。
―創価大の往路優勝
やはりエース格がいてもソツなく安定した走力、コンディショニングが大きかったのかなと思いますけどね。実力のある選手も力を発揮できてない大学さんが多かったのかなと思うので、そのへんのコンディショニングの差が出たのかなと。今日は風が強かったので、そういうタイトな状況の中での練習をしっかりやれてる大学さんですとか、そういったところの差が出たんじゃないかなと思いますね。
―日差しや山の低温は想定とは少しずれた部分
想定はうちもしてはいたんですけど、この初出場という選手も緊張する中でしたので、思いの外そういうのをなかなか前向きを条件を捉えられてなかったのかなと思いますね。