往路終了後 東京国際大学・大志田秀次監督
2021.01.02
―往路を振り返って
我々としては予定通り、1区、2区で前に行って、区間10番以内でしのぐという作戦というか、流れを作ると言う意味ではそういう流れでいったので、6位というところも予定通り。我々よりも前のチームが後ろの方にごそっといるんで、連続シードがまずすごく重要と思っているので、明日はそれに向けて選手に葉っぱかけたいと思います。
―選手は力を出し切った
ほとんどが初出場だったので、そういう面では、駅伝の雰囲気とか入り方とか、今日は天候ですね、寒かったり、風があったり、そういった部分は考慮せずに、タイムだけで追いかけていても、タイム的には悪いんですけど、中身的にはよく頑張ったかなと思います。
―天候の厳しさとは
海岸に出てから風が強くて、うまく乗り切れなかった。全体的な区間記録も例年より悪いかなと思っているんですけど。
―ビンセント君は期待通りの力を出せた
そうですね。予定では5分35、5分15くらいを想定していたんですけど、20㌔まではとんとんでいって、最後の3㌔が行ききれなかったですね。
―やはりあのコースは厳しい
そうですね。
―ビンセントの強さは
与えられたペースを確実に刻んでいける。ぶれない。今回、コースを車で見ながら、このコースは10㌔から15㌔はペースダウンする。ちょっと上りがあるから。というところで、あんまり狂いがなく、走っているので、ああいったアップダウンの中でも体幹の強さというか、すごいなと思いますね。ラスト3㌔は、上りがあんまり得意じゃないので、そういったところは最後へばってしまいましたけど。あの中で区間新を出したというのは、5分台というのはやっぱり強いかなと思いますね。
―性格は
すごくまじめです。競技のことに関しても、私生活に関してもまじめに捉えているので。日本人にもまねしてほしい。ケニアで代表になるのは難しいところもあるんでしょうけど、最終的には国を代表する選手というのは持っていると思う。
―復路は
4年生が中心になる。6、7が代わってきて、8~10はそのまま。4年生は集大成という思いを、というのが大事になってくるかと思う。
―シードの手応えは
やってみなくちゃ分からない。まず6区終わってからが大事かなと思っている。うちよりも力のあるチームがたくさんあるので、5分という差は差じゃないと思っている。