5/1(月)樋口幸平、地元に帰る直前に8社からスカウトされ芸能界入りへ【駒木根葵汰のレコメン！】

駒木根「この仕事（役者）をやる！ってなったのは・・・？」

樋口「これは、ホントすごく運が良かったんですけど。親父と約束してたんですよね。（サッカーの）育成選手として契約してから、もう結果がでなかったら、神戸帰ってきて、僕、出身が兵庫県なので、地元が兵庫県神戸市なので、そこに帰ってきて仕事するって約束で（東京に）いったんですよ」

駒木根「うん」

樋口「で、もうプロになれないって監督に言われて、じゃあ、もう帰ろうかってなって、家の解約とかも手続きを進めていた時に、お金が貯まっていたので、貯めていたお金を全部東京で使ってから帰ってやろうと思って」

駒木根「なるほど、未練を残さないように」

樋口「未練を残さないように、そのお金も全部東京で使ってやるっていって、渋谷とか新宿に行ったら、その日にたまたま事務所さんにスカウトをされて、で、スカウトしてもらった量が8社、声がかかったんですよ、その日だけで」

駒木根「すげぇじゃん！」

樋口「もうお母さんとかに、ウハウハになって「俺、8社から声かかって（芸能界でやって）いけんじゃね？」って（連絡して）」

駒木根「お母さんとかも喜んで？」

樋口「そしたらお母さんとかお父さんは、もうそんな甘い世界じゃないから、やめとけ、帰ってこいとか言われたんだんですけど、（タイムリミットの）年齢決めて、せっかく東京にも出てたし、一回挑戦してみてもいいんじゃない？みたいなことになって、この業界に入りましたね。それが19とかですかね」

駒木根「そうなんだ。すごいきっかけだね」

その後、スーパー戦隊シリーズの「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で主人公・桃井タロウ / ドンモモタロウ に抜擢された時のエピソードも明かした。

駒木根「スーパー戦隊に受かった時はどういう気持ちだったの？」

樋口「親父との約束で、僕、19、20歳の時に業界に入って、22（歳）が大学生卒業の年じゃないですか？」

駒木根「はい」

樋口「だからお前、22（歳）まで好きにやっていいぞ、って（親父に）言われて、そこで結果がでなかったら、お前やめろよ、っていう約束がまたできたんですよ」

駒木根「はぁ～」

樋口「21（歳）の時に戦隊（ドンブラザーズ）のレッドが決まったんで、1つ、ほっとした気持ちもあったし」

駒木根「帰らなくて済むもあったし」

樋口「やっと新しい自分の業界で、恩返しできる大きい仕事が決まったなっていうのを親に連絡を入れられたのは気持ち良かったなと」

駒木根「決まった時は親とかどういう反応だったの？」

（中略）

樋口「俺の親父は、やっぱりもう、息子がレンジャーのレッドっていうのだけで、すごく嬉しくなって」

駒木根「あんだけ反対というか、厳しい世界だぞっていっていたお父さんも」

樋口「お父さんも、そこはもう『お、マジか、お前』みたいな『やるな、お前』みたいな感じでしたね」

駒木根「そうなんだ。やっぱ、それ聞いて嬉しかった？」

樋口「嬉しかったです、そんな親父を見たことなかったので。いつも寡黙というか結構『（冷静に）お、そうか、そうか』みたいな感じの親父が取り乱してる感じがあったので、それを見ると『良かったなぁ』とは思いましたね」

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