『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』    地鎮祭や上棟式、やった方がいいの?

『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』    地鎮祭や上棟式、やった方がいいの?

Share

情報番組「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」では、残間里江子さん(フリープロデューサー)と、大垣尚司さん(青山学院大学教授、移住・住みかえ支援機構代表理事)が、お金や住まいの話を中心に、大人世代のあれこれを語ります。

この連載は、番組内の人気コーナー「おとなライフ・アカデミー2023」の内容をもとに大垣さんが執筆した、WEB限定コラム。ラジオと合わせて、読んで得する家とお金の豆知識をお楽しみください。

★メールまとめ
家の新築に際し、工務店に地鎮祭や上棟式を勧められています。けっこうなお金がかかるようですが、どうしたらいいでしょう。

★メール本文
地元の工務店で家を建てることになりました。
近所でも評判のいいところなので決めたのですが、
「地鎮祭」や「上棟式」の開催を強く勧められています。
いろいろ聞いてみると、数十万のお金がかかりそうです。
これって、やった方がいいんでしょうか。
やらないと何か天罰が下りますか?
(見やすいアヒルの子さん 埼玉県 40歳)

せいぜい10万円くらいでは…

数十万はかからないと思います。まず地鎮祭は、かかっても10万ちょっとぐらいではないでしょうか。うちの地元の世界遺産・上賀茂神社で「出張・御祈祷 5万円」。これはおそらく高い方で、個人のお宅の場合、普通は3万ぐらいではないかと思います。それに笹竹や御神酒を用意したり、交通費など考えても10万円ぐらいの予算でしょう。地元の習慣だとしても、地鎮祭ぐらいやっておけば十分ではないでしょうか。

昔は必要だった「上棟式」

上棟式はやらなくても、天罰は下らないと思います。昔は、工事をすればガンガン音は出て周囲にご迷惑をかけましたし、自分が立ち会えないときに目配りしていただいたり…ということがありましたから、近所の方にお礼も兼ねて皆さんに御振舞をする、ということだったように思います。昔の子どもたちは、そこでお餅やお菓子を撒くのが楽しみだったりしたようですが、最近ではあまり見かけません。つまり、天罰とはあまり関係のない話なんですね。特に地方の場合、周囲に気を遣う必要があったりしますから、それで工務店の方が勧められたのかもしれません。地鎮祭だけこぢんまりおやりになってはいかがでしょうか。上棟式まで派手にやる必要はないでしょう。

今回は、「地鎮祭と上棟式」について考えてみました。
メールをお寄せいただき、ありがとうございます。

大垣尚司 プロフィール
青山学院大学 法学部教授、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構代表理事。

第一線で培った金融知識をもとに、住宅資産の有効活用を研究・探究する、家とお金のエキスパート。

東京大学卒業後、日本興業銀行、アクサ生命保険専務執行役員、日本住宅ローン社長、立命館大学大学院教授などを経て、現在、青山学院大学法学部教授。
2006年に「有限責任中間法人移住・住みかえ支援機構」(現、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の代表理事に就任。
日本モーゲージバンカー協議会代表理事を兼務。著書に『ストラクチャードファイナンス入門』『金融と法』『49歳からのお金ー住宅・保険をキャッシュに換える』『建築女子が聞く 住まいの金融と税制』など。

家とお金に関するご質問、お待ちしてます
番組では、家とお金にまつわるメールやご質問をお待ちしています。
宛先は、otona@joqr.netまで。

※この記事で掲載されている情報は全て、執筆時における情報を元にご紹介しています。必ず最新の情報をご確認ください。

お知らせ
パーソナリティの一人である大垣尚司さんが代表理事を務める一般社団法人「移住・住みかえ支援機構」(JTI)では、賃貸制度「マイホーム借上げ制度」を運用しています。

住まなくなった皆さまの家をJTIが借り上げて、賃貸として運用。
入居者がいない空室時でも、毎月賃料を受け取ることができます。
JTIは非営利の公的機関であり、運営には国の基金が設定されています。

賃料の査定や、ご相談は無料。資格を持ったスタッフが対応いたします。

制度についての詳しい情報は、移住・住みかえ支援機構のサイトをご覧ください。

Share

関連記事

この記事の番組情報


大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ

大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ

土 6:25~6:50

楽しいセカンドライフを送るためのご提案などがたっぷり! 金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、フリープロデューサー残間里江子が 大人の目線でお届けします。…

NOW ON AIR
ページTOPへ