神秘的なお話『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

神秘的なお話『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第428回 10/1の放送を終えて

今週は、宇宙飛行士の山崎直子さんにお越しいただきました。

我々が漠然と想像している「宇宙」ですが、一体どんなところなのでしょうか?

山崎さんによると、宇宙は周りが真っ暗なので、たくさんの星が降って来るかのように見えるそうです。ただ、空気を介さないで見るので、チカチカという瞬きはなく、点のように澄んだ光になるのだとか。

山崎さんは、11年間の訓練期間を経て、2010年にスペースシャトルに搭乗し、国際宇宙ステーションに15日間、滞在しました。スペースシャトルディスカバリー号で打ち上がり、8分30秒後には無重力状態になります。山崎さん曰く、宇宙は水中と似ているのだとか。指1本で壁をチョンと押せば、スーッと魚のように動けるので、ラクだと言います。

国際宇宙ステーションは、地表から400km上空にあります。子供の頃に思い描いていた宇宙は、アンドロメダ銀河まで行けるものだとイメージしていた山崎さんは、400㎞というとまだまだ近く、地球がリンゴくらいと考えると、皮のちょっと上くらいをへばりついて飛んでいるようだと言います。遠くまで行くのはまだまだ先なんだなと感じたそうです。

11年間の訓練では、飛行機を操縦する訓練もあり、また、サバイバル訓練もあるそうです。これは、最後、宇宙船が地球に戻る時に不時着をした場合の訓練で、宇宙船が雪の森の中に落ちた場合を想定し、宇宙船の中の物だけを使って3日間サバイバルをするというもの。
厳しい訓練を経ても、実際にいつ山崎さんが宇宙に行けるのかの見通しが立たず、モチベーションを保つのが大変だったとお話いただきました。

宇宙での過ごし方について伺いました。
国際宇宙ステーションは地球の周りを90分で一周します。窓の外を見ていると、45分間は日が当たる昼間で、次の45分は日陰に入る夜になります。それが90分ごとに繰り返されるので、一日に日の出を16回見るそうです。

日の出を16回!めでたいですね?

宇宙に行った直後は、胃の中のものが浮くためか、満腹感があるそうです。
ダイエットを目指す人は宇宙に行けばいい!…かと思いきや、慣れてくると、朝昼晩と普通にお腹が減るそうです。。

最後に、山崎さんが地球に戻って一番食べたかったものを伺いました。
意外にも「ざるそば」とお答えいただきました。宇宙食は温かいものは食べられるそうですが、食べ物用の冷凍庫がない為、冷たいものや、つるっとした食感のものが恋しくなったそうです。

次週も山崎直子さんにお話を伺います。

お楽しみに! See you!

【本日の1曲目】 Up, Up and Away / フィフス・ディメンション 
【山崎直子さん選曲】 明日へのbrilliant road / angela 
(文/スタッフC)

川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/

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川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

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日 9:00〜9:30

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