料理の腕が上がった秘訣『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』

文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。

第４３０回 １０／１５の放送を終えて

今週は、料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミさんにお越しいただきました。

レミさんが初めてテレビに出演されたのが、NHKの歴史ある料理番組「きょうの料理」です。トマトと牛肉の炒め物「牛トマ」を披露されたのですが、ヘタを取ったトマトをフライパンに入れる際に、レミさんは、トマトを両手でブチューっとつぶしたそうです。すると、ディレクターに「そういう事は一切これからやらないでください」と言われてしまったのだとか。レミさんは「私はずっと前からこうやっているから、私のこのやり方は変わらせたくないです」と言ったところ、「それは困る」と突っ返されたとのこと。
そんなある時、新聞に「今度出てきた平野レミさんという人は、とってもユニークで面白い」といった投稿が掲載されたそうです。それからは番組でも「またやってください」と言われるようになり、グチュっとつぶしても平気になったのだとか。レミさん曰く「NHKが段々私についてきた」と。

時代を切り開いたレミさん、素敵です〜

小さい頃から料理がお好きだったというレミさん。家庭菜園の畑があり、学校から帰るとそのまま畑に入り、熟れた真っ赤なトマトをもいで食べていたそうです。そればかり食べているのもつまらないから、これで何か出来ないかと考えたのが始まりなのだとか。台所にうどんがあったので、トマトとピーマンとうどんを組み合わせてグラタンを作ったところ、めちゃめちゃ美味しくなったそうです。そこからお料理が好きになり、よく作るようになったと言います。台所を散らかしてぐちゃぐちゃにしてしまっても、お母様は包丁を持ったらダメとは絶対に言わず、「あらレミちゃん、今日も派手に散らかしたわね」と応援してくださっていたそう。
ご両親にもお料理を作っていたのか伺いました。レミさんによると、「私の作ったものはあんまり食べてくれなかったね」と。何故なのか…クボジュンさんと2人で爆笑しておられました。

ご主人の和田誠さんも「レミの料理は美味しいね、美味しいね」といつも言っていたそう。絶対に不味いとは言わなかったのだとか。和田さんのおかげでさらに料理の腕が上がったと思われます。レミさんも「優しくて、いい夫でした」と言います。
レミさんは「和田さんは私に愛してるよなんて言ったことないけど、私、和田さんのこと大好きなのよ。和田さんも私のこと大好きだってことわかるから」と語ってくださいました。

レミさんと和田さん、本当に仲良く暮らしていらっしゃった様子が伝わってきました。


途中、喉の調子を悪くされたレミさん。ニューヨークにいるクボジュンさんに向かって「飴、持ってる？」と聞いておられました。。。


次週も平野レミさんにお話を伺います。

お楽しみに！　See you！

【本日の1曲目】　私のキッチン　／　平野レミ　
【平野レミさん選曲】　シャンソン・ド・レミ　／　平野レミ　
（文／スタッフＣ）

川口技研のHPはこちらから　https://www.kawaguchigiken.co.jp/