高い海面水温…全国的に大雨のポテンシャルの高さは続く

高い海面水温…全国的に大雨のポテンシャルの高さは続く

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。


先週10月9日、震度1以上の揺れが観測されない中で、八丈島で60cm、三宅島や神津島で50cm、高知県土佐清水で40cm、館山市布良で30cmなど伊豆諸島や小笠原諸島、関東、西日本の太平洋沿岸で数十cmの津波が観測されました。
(↓ 気象庁資料)

気象庁の下山利浩地震情報企画官は
「かなり珍しい地震。揺れの起きる地震を感じなくても津波を伴うことがある」と述べました。

火山活動や海底の地殻変動などの可能性も考えられるが、今のところ津波を起こした原因はわかっていないということです。
11日に開かれた地震調査委員会では、発生原因は不明だが少なくとも14回の地震が起きていたとしたうえで、当面は注意が必要とする見解をまとめました。
詳しくはこちら

気象庁は20㎝以上1m以下の津波が予想された場合「津波注意報」を発表します。
津波は海底から海面までの海水全体が動くエネルギーの大きな波です。
津波が高くなってくると、それにつれて海水全体の動きも大きくなり、高さ20~30cm程度の津波でも、海の中では人は速い流れに巻き込まれてしまうおそれがあり大変危険です。
また、養殖いかだが流失したり小型船舶が転覆するおそれもあります。
津波注意報が発表されたら、海の中にいる人は速やかに海から上がって、海岸から離れるようにしてください。

今週も9月27日に文化放送で行われた、東京大学大学院・客員教授の松尾一郎先生の「防災出前授業」をお送りしました。

9月14日長崎のご実家で、1時間100ミリの猛烈な雨を体験された時の状況を語りながら、今の雨の降り方について説明してくださいました。

温暖化の影響もあり海面水温は高く、黒潮の大蛇行もあって、北日本付近の海面水温は平年より+4~5度。
北海道でも急激な雨の降り方をするし、全国的に大雨になるポテンシャルは高い。
昔は1時間100ミリの『記録的短時間大雨情報』が出ても、長くは続かなかったが、今は3時間、4時間続き、6時間で300~400ミリの大雨になることもある。
となると内水氾濫、河川の氾濫、土砂災害も起きる。
いわき、秋田、福井、茂原…もそう。予想を大きく超える雨が降る。
幅を持って伝えることが大切。やばいと思ったら伝え方がある


聞き逃したという方は、radikoで「防災アワー」ぜひお聞きください。

気象予報士 防災士 気象庁担当記者 伊藤佳子







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