「東京駅であの歌が流れるたびに、彼を見上げるような気持ちになる」 武田鉄矢、生放送で谷村新司さんとの思い出を語る

「東京駅であの歌が流れるたびに、彼を見上げるような気持ちになる」 武田鉄矢、生放送で谷村新司さんとの思い出を語る

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10月17日(火)午後7時00分から生放送された特別番組『武田鉄矢 宵の三枚おろし』において、パーソナリティの武田鉄矢が、10月8日に亡くなったシンガーソングライターの谷村新司さんを偲びました。

谷村さんと長年にわたる親交があった武田は、番組冒頭、谷村さんの訃報について、「同い年なんですよ。ショックでね。(訃報が伝えられた)昨日は眠れなかった」とコメント。
谷村さんについて、「僕が一番苦労しているときに同じ事務所に誘ってくれたのが彼だった。彼は、私の初めての給料の値段まで社長に掛け合ってくれた。そういう面倒見のいい男でした。(中略)彼は『歌ことば』に関して独特のものを持っているんですよね。その才能にいつも圧倒されておりました」と語りました。

同じ事務所に所属していた頃、「お互いに歌を磨き合う仲だった」という二人。
その中でも思い出に残る事柄として、鉄道会社のキャンペーンソング採用を目指し、事務所社長からの指示で谷村さんと競い合うように歌を作ったときのエピソードを挙げました。
「そのとき私が懸命に作ったのが『思えば遠くへ来たもんだ』。そして彼が作ったのが『いい日旅立ち』。スポンサーがお選びになったのはもちろん谷村さん。今でも東京駅であの歌が流れるたびに、『谷村のメロディがここにも残っているな』と、彼を見上げるような気持ちになります」と感慨を込めて語り、「谷村新司の冥福を心より祈りながら、敗れた歌を天上の彼に贈りたいと思います」と、「思えば遠くへ来たもんだ」をオンエアしました。

当番組は、月~金曜日 午前7時35分ごろから放送している『武田鉄矢・今朝の三枚おろし』の特別版。
『武田鉄矢・今朝の三枚おろし』は1994年4月の放送開始以来、文化放送をキー局に、現在全国で放送している長寿番組で、毎週テーマを決めて武田鉄矢が独自の語り口でトークを展開する人気番組です。

※ 『武田鉄矢 宵の三枚おろし』は、放送当日以降7日間聴くことができます。
https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20231017190000

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武田鉄矢・今朝の三枚おろし

武田鉄矢・今朝の三枚おろし

月~金 7:35ごろ~7:45ごろ

温かさと厳しさを併せ持つ武田鉄矢が毎週テーマに添ってさまざまな語りを展開。 どんな話題でも美味しくさばいて見せマス!

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